中期経営計画

1. 中期経営計画の進捗状況

当社グループは、従来の経営戦略の基本骨子に基づく各事業戦略において、より踏み込んだ事業構造改革を段階的に行い、グループ企業として更なる成長を目指して、2022年4月より5ヵ年の中期経営計画(2022年4月〜2027年3月期)を掲げ、 各種事業戦略の実行推進に向けて積極的に取り組んでおります。

しかしながら、ポストコロナ社会における消費行動や生活様式の多様化、国際情勢の影響によるエネルギーや原材料価格の高騰などにより、当社グループを取り巻く事業環境が大きく変化しており、中期経営計画策定時における前提との乖離が生じております。一方、サステナビリティやデジタル化に向けた取り組みが、益々重要性を増している社会や経済の動向及び2025年11月に創業50周年を迎える時期を好機と捉えております。それらの状況を踏まえ、将来に向けたグループビジョンを明確にしていくとともに、現行のグループ中期経営計画を見直すことといたしました。

今後につきましては、全てのステークホルダーに向けた当社グループの存在意義を明確にするとともに、新たな中期経営計画を策定し、持続可能な成長を果たすべく事業展開を推進してまいります。グループビジョン、新中期経営計画の詳細については、2024年5月頃に公表を行う予定です。

2. 中期経営計画推進期間

2023年3月期(48期)~2027年3月期(52期)の5ヵ年

3. 経営方針

  • 基本理念

    人はみな豊かでなければならない
    我々に関係ある人はみな
    どうしても豊かでなければならない
  • わたしたちの誓い

    女性を元気にする日本一のグループへ
    わたしたちは
    シャルレらしい「もの」
    わくわく、笑顔になれる「こと」
    生涯を通じていきいきと輝いている「ひと」に
    こだわり続けます。
    そして、女性と共に生き
    地域や社会の発展に貢献していきます。

4. 当社グループが目指す姿

「女性を元気にする日本一のグループ」を目指して

  1. 「美しさと健やかさと質の高い生活」に貢献できる「ものづくり」に徹底してこだわり、人々のライフステージや生活に対応した商品やサービスを提供し、より豊かな社会の実現を目指す企業グループになる。
  2. 国内市場において得た知見や技術を活かして海外に向けても商品やサービスを展開している。
  3. 財務・収益体質への改善に取り組み、経営基盤の強化を図ることによって、ステークホルダーへの安定的な還元を実現する。
  4. 時代の変化や社会課題の解決に対応した、新たな価値を創造する企業グループとして、持続可能な社会の実現に貢献する。
  5. すべての従業員が常にチャレンジし続け、自律・協働の精神をもって、最後までやり遂げる。

5. 当社グループの基本戦略及び今後の戦略の方向性

シャルレビジネス事業の再生
販売組織の活性化に向けた環境づくり
  • シャルレビジネスにおける直受注・直発送(BtoC)モデルの導入
  • 次世代のビジネスメンバー獲得を目的としたビジネス環境の整備
ブランド/マーケティング戦略の強化
  • 企業ブランドの価値向上及び商品ブランドの再編
  • フェムケア、フレイル領域などの商品開発・展開
働き方改革の推進強化
  • 多様な働き方(生産性向上)に向けた職場環境づくり
  • 改革に向けた社内風土づくり
SDGsへの取り組みの推進強化
  • 環境問題やジェンダー平等への取り組み
  • 健康増進企業としての取り組み
新規事業開発による新たな柱の創造
子会社の事業運営
  • 営業体制の強化推進及び新製品の開発
M&A・提携等による新事業の開発
  • 国内における第3の柱となる事業の開発
新たな海外販売ルートの開拓・展開
  • ベトナム・台湾における販路拡大に向けたテスト販売
期間 2023年3月期~2024年3月期
(第48期~第49期)
2025年3月期~2027年3月期
(第50期~第52期)
方針 事業構造改革の推進 成長戦略による業績回復・伸長
戦略取組み

主な取り組み

  • ・直受注・直発送体制の継続検討
  • ・次世代向けビジネス環境の検討
  • ・新たな領域の商品開発強化
  • ・企業・商品ブランドの再編
  • ・働き方改革による社内体制・制度見直し推進
  • ・グループでのSDGs戦略の推進
  • ・子会社の営業体制強化・新商品開発
  • ・M&A・提携等に向けた企業探索
  • ・海外の販路拡大に向けたテスト販売

主な取り組み

  • ・直受注・直発送体制の本格導入
  • ・次世代向けビジネス環境の運用・推進
  • ・新たな領域の商品売上シェアの拡大
  • ・SDGsの各事業戦略との統合
  • ・子会社の営業体制強化・新商品販売促進
  • ・M&Aによる事業の多角化
  • ・海外販売での展開・推進
業績 レディースインナー等販売事業の収益低下をグループ全体でリカバー 経営戦略実行によりグループ全体で成長軌道へ転換
2023年3月期~2024年3月期
(第48期~第49期)
方針 新型コロナ感染症への対応
戦略
取組み

主な取り組み

  • ・直受注・直発送体制の継続検討
  • ・次世代向けビジネス環境の検討
  • ・新たな領域の商品開発強化
  • ・企業・商品ブランドの再編
  • ・働き方改革による社内体制・制度見直し推進
  • ・グループでのSDGs戦略の推進
  • ・子会社の営業体制強化・新商品開発
  • ・M&A・提携等に向けた企業探索
  • ・海外の販路拡大に向けたテスト販売
業績 レディースインナー等販売事業の収益低下をグループ全体でリカバー
2025年3月期~2027年3月期
(第50期~第52期)
方針 新型コロナ感染症への対応
戦略
取組み

主な取り組み

  • ・直受注・直発送体制の本格導入
  • ・次世代向けビジネス環境の運用・推進
  • ・新たな領域の商品売上シェアの拡大
  • ・SDGsの各事業戦略との統合
  • ・子会社の営業体制強化・新商品販売促進
  • ・M&Aによる事業の多角化
  • ・海外販売での展開・推進
業績 経営戦略実行によりグループ全体で成長軌道へ転換

6. グループ中期経営目標(2027年3月期)

現行の中期経営計画の見直しに伴い、以下の中期経営指標も見直しをいたします。

  • 連結売上高

    173億円以上 見直し
  • 連結営業利益率

    8%以上 見直し
  • 連結ROE

    5%以上 見直し

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