思い込みのヘアケア法が髪にダメージを与えているかも
髪のうねりやハリのなさ、切れ毛や抜け毛など、年齢とともに増える髪のエイジングサイン。年齢に合った適切なケアができていないだけでなく、長年習慣になった思い込みのお手入れが、髪に余計なダメージを与えているかもしれません。
ヘアケアの常識は、時代と共に変化しています。思い当たる「しくじりケア」があれば、今すぐ改善していきましょう。
ヘアケア改善塾 7つのNG事例
まずは、よいと思って続けてしまいがちの7つのNG事例から解説します。
NG①目が覚めてスッキリするので朝シャン派
頭皮のためには朝シャンよりも、夜に洗うのが正解。寝る前に髪の汚れと毛穴の詰まりを落としておくと、睡眠中に雑菌が増殖するのを防ぎ、皮脂の分泌を妨げません。
特に皮脂は日中のほこりや紫外線から髪を守ってくれるので、朝に洗い流してしまうのはもったいないです。頭皮と髪の健康を考えるなら、寝る前のシャンプーにシフトして、清潔で健やかな髪を育てましょう。
NG②汚れはシャンプーで落とす
シャンプーで汚れを落とすのは当たり前に思えますが、健やかな髪と頭皮のために、シャンプーだけで汚れを落とそうとするのはNGです。
洗髪前のブラッシングで付着したホコリを落として頭皮の汚れを浮かせたら、ぬるま湯で十分に予洗いをしましょう。汗やホコリなどの多くは、この予洗いで洗い流すことができます。
仕上げとして整髪料などのしつこい汚れをシャンプーで落とします。
ただし、シャンプーだけでは取り除きにくい汚れもあるため、定期的な頭皮クレンジングがおすすめです。
NG③コンディショナーがあるのでトリートメントは使わない
コンディショナーとトリートメントは役割が違うので、上手に使い分けることが大切です。
商品によって違いはありますが、コンディショナーは地肌と髪に栄養を補給するアイテムです。トリートメントは髪のダメージ部分に栄養を与えて補修し、ドライヤーの熱で成分を密着させてコーティングし、髪を守るアイテムです。
それぞれ違う役割を持っているので、併用するのがヘアケアの基本と考えましょう。
NG④ノンシリコンのシャンプーはキシキシして絡まりそう
髪の毛をコーティングする作用があるシリコンは、指通りを滑らかにする反面、べたついて髪の毛がボリュームダウンしたり、頭皮に残留することもあります。
ノンシリコンシャンプーだと、髪がキシキシしてしまうというイメージを持っている人がいるかもしれませんが、ノンシリコンタイプでも「アミノ酸系のシャンプー」を選べば、うるおいを保って指通りよく洗え、髪本来のふんわり感も保てます。
NG⑤コンディショナーはシャンプー後のすぐ、濡れた髪に使う
コンディショナーは髪をコートするために、付着する成分が含まれています。シャンプー直後で髪の水分が多過ぎると、せっかくの成分がうまくなじまないことがあります。
髪の水気をタオルなどで軽くおさえてからの方が、成分が馴染みやすいです。
NG⑥ドライヤーで髪を乾かしたら洗い流さないトリートメントで仕上げる
洗い流さないタイプのトリートメントは、ドライヤーの「前」につけるのが正解です。
傷つきやすい濡れた髪の摩擦を減らし、ドライヤーの熱から髪を守る役割も果たします。
NG⑦髪の健康は気になるけど育毛剤はまだ早い気がして使っていない
頭皮は健康な髪を育む土台といえます。肌も乾燥が進む前に保湿するように、頭皮も将来に向けて早めにケアしてあげましょう。
育毛剤に年齢は関係ありません。髪にパサつきが目立ってきたり頭皮の乾燥を感じたり、気になった時が始め時です。パサつきの悪化や薄毛など将来の髪トラブルを予防するためにも、早めのケアで丈夫な髪をキープしましょう。
ヘアケア改善塾 2つのOK事例
ここでは、一見、間違っているように思えるものの、実は正解のヘアケア法を紹介します。
OK①タオルドライしたらすぐにドライヤーで乾かす
ドライヤーをすると髪や地肌が乾燥するから使わないという人がいますが、濡れた髪にタオルを巻いたまましばらく放置したり、自然乾燥のため髪が濡れたままの状態でいることは、おすすめできません。
濡れた状態の髪はダメージを受けやすく、頭皮も濡れたままでは雑菌が増殖してにおいやフケの原因になることも……。
タオルである程度水分を拭き取ったら、すぐにドライヤーを使って頭皮からしっかり乾かしましょう。
OK②シャンプーは泡を頭の数カ所に置いてから洗う
シャンプーを泡立てる方がいいことを知っていても、シャンプーをデリケートな頭頂部や生え際にダイレクトにつけて、そこで泡立てていませんか?
シャンプーの泡は汚れを落とすだけでなく、髪同士の摩擦を防ぎ髪を守る働きがあるのですが、髪に直接つけてから泡立てると髪同士の摩擦が生じて髪に負担をかけてしまう可能性があるのです。
シャンプーは手のひらで泡立ててから、頭皮の洗い残しがちな部分(耳上や後頭部の内側)を中心に数カ所におき、指の腹で円を書くように洗い広げる方法が正解です。
すすぎ残しは頭皮が乾燥する原因になるため、指の腹を使って丁寧に洗い流しましょう。
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間違ったヘアケアは卒業!正しいお手入れでキレイな髪に
正しいヘアケア方法をご紹介しましたが、あなたはいくつOKなケア法やNGなケア法があったでしょうか?
ヘアケアの常識は時代によって変わっています。より良いアイテムやケア方法が登場するため、美髪キープのためには新しい情報にアップデートしていくことが大切です。
美髪は一日にしてならず。「なんとなく」や「習慣だから」を卒業して、正しいお手入れを継続しましょう。
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