30〜40代からの育乳方法とは?大人の女性でも胸は大きくなる?
大人の女性の胸を大きくしたり、20代のようなハリを取り戻したりできるのでしょうか?育乳とは?という疑問にこたえるべく、育乳の基礎知識から解説します。
大人女性でも胸は大きくなる?
「大人の女性の育乳」は、10代や20代前半のように女性ホルモンによって胸が発育することを指すのではありません。
若い頃のように胸が発育して大きくなるということではなく、胸のハリを良くしたり、形を整えたりするケアに重点を置き、今ある胸を育て直していくという考え方が適切といえるでしょう。
胸の形が変わってきたと感じるのは、産後や授乳中の女性だけではありません。出産経験の有無にかかわらず、体型の変化が気になり始める30〜40代の女性にとっても、胸の形の変化で悩む女性は多いのです。
大人女性でも胸が大きくなるときとは?
大人の女性でも胸が大きくなるタイミングはいくつかあります。
●生理前から生理中にかけて
ホルモンの影響で胸が張り、一時的に大きくなることがあります。生理が終わると通常の大きさに戻るのが一般的です。
●妊娠中から出産、授乳期
乳腺が発達し胸が大きくなりますが、断乳・卒乳後には再び元の大きさに戻ったり、以前より小さくなってしまうこともあります。
●体重が増加し、ふくよかな体型になったとき
身体全体の脂肪が増えるため、胸も大きくなる傾向です。やせると胸のボリュームも落ちてしまうことが多く、通常、「育乳」には含まれません。
では、大人の女性の胸を美しくする育乳方法には、どのようなものがあるかを一緒に見ていきましょう。
大人の女性のための正しい育乳方法とは?
「大人の女性の正しい育乳方法」とは、少しずつ変化していく胸を、美しく維持しようと努めたり、キレイに演出したりするための知識を学び、実践していくことといえます。
育乳方法を実践したからといって、自然に訪れる胸の変化を止めることはできません。
しかし、年齢による自然な変化を前向きに受け入れ、今ある胸をキレイに見せ、はつらつとした美しさを目指すための考え方や実践法こそ、大人の女性のための育乳方法といえるでしょう。10年先の未来をイメージし、今すぐできる育乳方法を実践してみましょう。
おすすめの育乳方法|下着を見直す
育乳を目指すとき、まず試したいのが、自分に合ったブラジャーを選ぶことです。今の胸のサイズ・体型に合ったブラジャーやナイトブラジャーを、正しく着けることで、胸をサポートし、育乳につながります。
今のサイズに合ったブラジャーを着ける
今の胸のサイズを測り、きちんとフィットするブラジャーを選ぶことは、育乳でとても大切なポイントです。
体重に大きな変化がない場合でも、年齢を重ねるにつれて胸の大きさには微妙な変化が現れます。今の胸のサイズに合わないブラジャーを長期間着け続けると、下記のようなリスクにつながる可能性もあるので、注意が必要です。
- 胸の形が崩れてしまう
- 締めつけによって、皮膚に黒ずみやかゆみなどのトラブルが起きる可能性がある
- 緩いブラジャーを着けていると、運動や子どもと活動的に遊ぶ際に、胸を支えるクーパー靱帯が伸びたり損傷したりする恐れがある
ブラジャーのサイズは、メーカーやデザインによって微妙に異なることがあります。購入する際には試着をしたり、サイズ表記をきちんと確認して、今の自分の胸に合うかを見極めてから購入しましょう。
▼自分に合うブラジャーを探しているなら、シャルレへご相談ください▼
商品のご試着やアドバイスをご希望の方|シャルレ
参考:正しく知っていますか? ブラジャーの基礎知識|シャルレ
参考動画:正しい下着の着け方(ブラジャー編①)|シャルレ
今の体型に合ったブラジャーを着ける
先ほど解説した「サイズ」と、もうひとつ育乳に取り入れたいのが、今の自分の「胸の形」に合うブラジャーを着けることです。
若い頃はピンと張った皮膚などで胸の脂肪が支えられハリのある胸を維持できますが、年齢を重ねると、皮膚が柔らかくなるといわれており、胸の脂肪を支える力が弱くなると考えられています。
その結果、垂れ胸、脇や背中のはみ肉が目立つなど、胸の形に変化が起こりやすくなるといえるのです。
ブラジャーを選ぶときは、ブラジャーのサイズを測り直してみるのはもちろん、皮膚の柔らかさをサポートするブラジャー、胸の形を崩さず美しいバストラインをかなえるブラジャーなど、ブラジャーの機能にも注目してみましょう。
今の胸の形に合うブラジャーは胸をキレイに見せるだけでなく、今ある胸を守りキレイなバストラインを保つためのサポートをしてくれるため、育乳方法に欠かせない要素になるといえるのです。
シャルレミライ ブラジャー
身体にシンクロするような着け心地で、はみ肉しらずの美バストへ。新感覚のノンワイヤーブラジャー。
3/4カップ。ノンワイヤー。
1.上下セパレート構造でずれ軽減。
2.おさえすぎず段になりにくい設計ではみ肉軽減。
3.アンダーには薄く柔らかい幅広テープを使用し、肌あたりの良い設計。
4.皮膚の動きにフィットするスキンフィット設計。
5.深めの3/4カップ。
6.パッドを挿入できるポケット付。
7.脇にバストを流れにくくするサイドボーン。
商品の詳細を見る
参考動画:シャルレミライの開発インタビュー
ナイトブラジャーを着ける
就寝時に着けるために開発されたナイトブラジャーは、就寝中の胸を守り、胸の形崩れ対策に必要なアイテムです。
寝ている間の胸は、仰向け寝ではバストトップから肩や脇腹の方に流れ、横向き寝では上から下へと偏るなど、あちらこちらへ偏ってしまうといわれています。
就寝中は無意識のうちに長時間放置される状態が続くため、寝ている間の胸を守るナイトブラジャーの役割は重要なのです。どれくらいの時間、胸が放置される可能性があるか一例で考えてみましょう。
<1日7時間睡眠/25歳から40歳までの15年間で試算>
7時間×365日×15年間=38,325時間
年で換算すると、およそ4年と4カ月もの時間を、無意識下で胸が放置される可能性があると分かります。
ナイトブラジャーは、胸をしっかりとサポートしながら、眠りを妨げにくい素材やデザインが採用されており、寝る前のリラックスタイムや眠りを妨げることなく、夜間の育乳をサポートしてくれるのが強みといえるでしょう。
シャルレナイトブラ
心地の良い肌触りとこだわりの安定感に包まれて。
睡眠時に上下左右に移動するバスト。
きちんと支えながらもきつく感じにくい、機能性と着用感にとことんこだわった「やさしくて、つよい」シャルレナイトブラ。
・上方にあがらないサポート機能
・バストをすっぽり包み込む機能
・横流れを防ぐサポート機能
商品の詳細を見る
参考動画:ナイトブラの必要性|シャルレ
参考動画:シャルレナイトブラ|シャルレ
おすすめの育乳方法|姿勢を意識・トレーニング
普段の生活で姿勢を意識することや、胸周辺の筋肉を鍛えるトレーニングを行うことは、育乳に効果的といわれています。正しい姿勢と筋肉トレーニングによって、胸の形をキレイに維持しましょう。
※身体に痛みがある場合や持病があるような場合は無理のない範囲で行い、必要に応じて医師に相談してから行うようにしましょう。
姿勢を意識するだけでも胸がキレイに見える
猫背や反り腰など、悪い姿勢が習慣化している場合、そこは大きな改善すべきポイントといえます。
猫背になると、背中が丸くなり、顎が出て、お腹がへこんだような姿勢になります。胸は自然と下方に向くため、ハリのある美しさは感じられません。
反り腰になると、腰がそってお尻が後ろへ突き出るような姿勢になります。胸は前方へ出ますが、お腹も一緒に前に出ているため美しいバストラインとは言い難いといえます。
さらに、悪い姿勢が習慣化すると筋力や体幹が弱まり、ますます姿勢が悪くなってしまうという悪循環に陥ることも…。悪い姿勢は、老け見えにもつながります。
正しい姿勢を意識すると、胸がすっと自然と引き上がり身体全体のバランスが美しく整います。身体全体のバランスが整うと、体幹を意識しやすくなり、良い姿勢を意識しやすくなる好循環につながります。良い姿勢を常に意識できるようになると、自然と腹筋や背筋を使ったり、身体のいろいろな機能を正しく使えるようになり、衰え始めた胸周辺の機能も目覚め、育乳につながっていくのです。
【姿勢を意識するだけの簡単・体幹トレーニング法】
肩から胸や背中、お腹、お尻など、胴体部分の筋肉を強化するために、簡単にできる体幹トレーニング方法をご紹介します。時間もかからず立っても座っても行え、気分転換にもなります。隙間時間や、気付いたときにぜひ試してみましょう。
- 腹筋と背筋に手をあてて、それぞれに力が入っているのを確認
- 頭のてっぺんから糸で上に引っ張られているようなイメージで、背筋をまっすぐに伸ばし、顎が前に出ないように意識する
- そのまま、お腹に力を入れて「ふー」と深く息を吐きながら、お尻の穴をきゅっと締めるように力を入れる
この動作を、3〜10回を1セットにして実践してみましょう。
胸周辺を鍛える
胸周辺の筋肉を鍛えることは、おすすめの育乳法のひとつです。
大胸筋は胸を支えるメインの筋肉であるため、鍛えるとバストラインが整いやすくなり胸をキレイに見せる効果が期待できます。
また、アンダーバストやお腹周辺に脂肪が付くと、胸から下のラインにもたつき感や厚みが出てしまいますが、アンダーバストからお腹周辺の筋力を鍛えることで、バストトップとの差がある女性らしいスタイルを目指せるでしょう。
すぐに効果が出にくいかもしれませんが、胸の美しさはもちろん、加齢とともに弱くなる姿勢を支える力にもつながるため、今から少しずつ鍛えていくことをおすすめします。
【胸周辺を鍛えるトレーニング法】
胸周辺を鍛えるトレーニングとして、大胸筋に加えて背筋を鍛えるトレーニングも効果的です。背中にある広背筋の筋膜をほぐすことで、猫背気味の姿勢を改善し、キレイな胸を目指します。背筋の強化は、反り腰にも効果があるといわれています。
- うつぶせに寝て、両足は肩幅より少し広めに開く
- 両手は組んだ状態(または両手を前に伸ばした状態)、両足もそらせるように、少しずつ床からあげていき、ある程度の位置まであがったら息を止めずに3~5秒キープ
- 脱力しないように両手両足を床までゆっくりおろす
トレーニング中は、背筋(広背筋)を意識することがポイントで、慣れてきたら3.のときに、両手両足を床におろさず、すれすれのところでキープし、1.~3.を繰り返します。この動作を5〜10回を1セットにして、毎日行うのを目標にしましょう。姿勢が改善されれば、育乳効果につながり、胸のラインが美しく整うことが期待できるでしょう。
美意識ブラジャー
日常の動作がバストをケアするブラジャー。
独自の設計と機能性で理想のバストラインへ。
美しさを保つ揺れおさえ。
動作に応じて大胸筋を鍛えるサポート。
身体の動きにフィットする着心地。
フルカップ。ワイヤー入り。
商品の詳細を見る
おすすめの育乳方法|栄養素・食べ物
胸を大きくする魔法のような食べ物はありませんが、育乳を考えたときに、積極的に摂取したい栄養素を紹介します。ただし、そればかりを食べ続けると栄養の偏りや、アレルギーにつながる可能性もあるため、バランスの良い食事を基本にし、プラスで取り入れていきましょう。
大豆イソフラボン
大豆は、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするとされるイソフラボンを含んでおり、女性らしい身体作りや育乳に役立つとされています。育乳を考える大人の女性にとって、大豆製品は積極的に取り入れたい食材といえるでしょう。
●おすすめ食材
味噌・豆乳・納豆・高野豆腐・蒸し大豆・大豆を使ったシリアルなど
●おすすめレシピ 具だくさん味噌汁
・薄アゲの千切り+カットキャベツ+味噌
・厚揚げ+冷凍の和風野菜ミックス+味噌
・豆腐+ミックスベジタブル+コンソメ
コンビニやスーパーのカット済みのミックス野菜や冷凍野菜を利用すると、調理時間を短縮して、忙しいときでも手軽に野菜を摂取できます。野菜を多く取ることで食物繊維やビタミンも摂取できるため、便通改善や美肌効果も期待できるでしょう。味付けは薄めにして、塩分の取り過ぎを防ぎながら続けるのがポイントです。
たんぱく質
たんぱく質 は、筋肉や肌、髪など、身体のあらゆる組織を作る重要な栄養素です。育乳を考える上でも、筋肉を作るために、十分な摂取が必要です。
●おすすめ食材
鶏ささみ・鶏むね肉・豚もも肉・卵・鮭・乳製品など
●おすすめレシピ 鶏ハム(サラダチキン)
・小腹が空いたときにそのままおやつとして
・レタスやトマトと一緒にパンにはさんでチキンサンド
・手で割いて、スープの具や野菜と和えて酢の物
・溶けるチーズをのせてオーブントースターで焼くグラタン風もおすすめ
サラダチキンはコンビニなどでも手軽に買える食材で、低カロリー高たんぱくな点がメリットです。市販のサラダチキンの中には、濃い目の味が付いていたり、塩分が高い商品もあるので、食べる前にさっと水洗いするのも良いでしょう。
ビタミン類
ビタミンは健康維持に欠かせない栄養素です。その中でも、女性ホルモンの働きを促すといわれているビタミンEが育乳には重要です。ビタミンEだけではなく、ビタミンCやビタミンB群といった他のビタミンと一緒に摂取することで相互作用し、より高い効果が期待できます。
●おすすめ食材
アーモンド・ウナギ・タラ(鱈)・さば缶・ピーナッツ・かぼちゃ
●おすすめレシピ さば缶
・味噌煮などの味が付いたものはそのままで
・味の付いたものは、お米と一緒に炊飯してさばご飯に
・水煮は、水を切ってオリーブオイルとレモン・塩をかけ、生野菜を添える
ビタミンは野菜から摂取するイメージがありますが、ビタミンEは魚介類に多く含まれています。その中でもコストパフォーマンスが良く、便利に使えるのがさば缶です。ビタミンEは油と一緒に摂取すると吸収力が良くなるとされているため、ビタミンEが豊富な野菜は油でさっと炒めたり、オリーブオイルであえて食べるのがおすすめです。
●おすすめレシピ 野菜の炒め物
・かぼちゃを煮る前に油でさっと炒める
・モロヘイヤのおひたしは、サラダ油やゴマ油を少々加える
効果的な育乳方法を取り入れて、未来の自分に自信を!
キレイな胸を作る育乳は、長期的な視点で取り組むことが大切です。自分に合うブラジャー、姿勢の改善、トレーニング、効果が期待できる食べ物など、日々の生活に育乳方法を取り入れることがポイント。
10年後も自然で美しいバストラインを維持して颯爽と歩く自分をイメージし、楽しみながら実践していきましょう。