ブラジャーがきついと感じる4つの原因とは?
女性の胸は変化しやすいため、ブラジャーがきついと感じる場合、以下の4つの原因が考えられます。
- サイズの選び方が間違っている
- 体重の増減や出産で体型が変わった
- 生理前後で胸が張っている可能性も
- 年齢を重ねて姿勢が変化した
原因を知り、適切なブラジャーを選びましょう。
サイズの選び方が間違っている
「ブラジャーがきつい」と感じる場合、実際の胸のサイズよりも小さいブラジャーを着用している可能性があります。自分の実際のサイズと異なるブラジャーを着けると、以下のようなサインが現れます。
- 脇の脂肪がはみ出る
- 背中に段差ができる
- ブラジャーがずれやすい
- 背中やアンダーバストに跡がつく
- 肩にストラップがくい込む
- アンダーバストが苦しい、違和感がある、など
ブラジャーには、胸の形を整えて美しいボディラインを作る機能性が備わっています。機能性を存分に発揮するためには、自分の胸のサイズや形にぴったりのブラジャーを選ぶことが重要です。
体重の増減や出産で体型が変わった
ダイエットによる大幅な体重の増減や出産は、胸の形が大きく変化しやすいタイミングです。そのため、ブラジャーの補整力が適切に機能せず、胸を支えきれなくなっている可能性があります。
女性の体は30代から個人差が出やすく、仕事や趣味を楽しむ方もいれば、結婚や出産といった新たなステージを迎える方もいます。また、加齢による変化も徐々に感じ始めます。
「お店でサイズ測定してブラジャーを選んだのに、きつい気がする」「胸が垂れてきた」「ブラジャーの跡がつくようになった」という場合は、体が変化している可能性が大きいため、自分に合ったブラジャーの買い替えが大切です。
生理前後で胸が張っている可能性も
ブラジャーがきついと感じるときは、生理が影響している可能性があります。特に、生理前後は女性ホルモンの影響で、胸が張りやすい期間です。普段ならぴったりサイズのブラジャーでも「締めつけがきつい」と感じやすくなります。なお、生理前と後でブラジャーがきつい原因は異なるとされています。
【生理前(生理中)の場合】
黄体ホルモンの分泌によって個人差はありますが、生理の3~7日前に胸のハリを感じ始めます。黄体ホルモンは排卵後から分泌量が少しずつ減るため、同時に胸のハリもおさまります。
【生理後の場合】
黄体ホルモンや卵胞ホルモンは胸の中に水分を蓄える作用があり、一時的に乳腺がむくんで胸が張っている可能性が考えられます。
生理に合わせて、いつもよりワンサイズ上のブラジャーを持っておくと安心でしょう。
年齢を重ねて姿勢が変化した
年齢を重ねると、筋肉や骨格の変化によって姿勢も変化します。特に、筋肉や関節の機能が衰えると肩が丸まり胸が垂れやすくなるため、健康的なハリのあるバストラインが失われてしまいます。
また、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用も姿勢を悪化させる原因になるため、日頃から正しい姿勢を意識することが大切です。
美しい姿勢を意識することで、肩こりや腰痛などの問題も解消されるため、年齢を重ねて胸のサイズが変化したと感じる方は、姿勢を意識してみることをおすすめします。
ブラジャーがきついまま放っておくとトラブルの原因に
きついブラジャーを着用し続けると、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
- 胸の形が悪くなる・小さくなる
- 脇や背中に段差ができる
- デコルテ周辺が薄くなる
- 肩こり など
ブラジャーがきついまま放っておくと、胸の形が崩れたり、締めつけられ続けて小さく見えるようになる可能性があります。ブラジャーに入りきらなくなった脂肪が外に流れ、「脇や背中に段差ができる」「デコルテ周りが薄くなる」といったことも起こりやすく、実年齢より老け見えする原因にもなるのです。
また、きついブラジャーは体を締めつけるため、肩こりや首こりにつながったりする可能性もあります。
若々しい体の維持には、胸の形にフィットしたブラジャーの着用が大切です。ブラジャーがきついと感じている方は、自分に合ったブラジャーの買い替えを考えてみましょう。
ブラジャーの「きつさ」を解消する3つの方法
ブラジャーのきつさを解消するには、どのようなブラジャーを選べば良いのでしょうか?
ここでは、ブラジャーのきつさを解消する3つの方法について紹介します。
- 自分に合ったサイズのブラジャーを選ぶ
- ノンワイヤーブラジャーを着用する
- ホルモンバランスに合わせてブラジャーを変える
自分にぴったりのブラジャーが選べるよう、参考にしてください。
自分に合ったサイズのブラジャーを選ぶ
当たり前に聞こえるかもしれませんが、今の胸のサイズに合ったブラジャーを選べれば、余計な負担なく胸の位置を正しくキープしてくれるため、きついと感じたり、合わないと感じるような違和感を解消できます。
サイズ通りに選んだつもりなのにブラジャーにきつさや違和感があるというときは、サイズは合っていても胸の形に合っていない可能性も……。以下のようなサインがある方は、自分に合ったブラジャーを選び直してみましょう。
- 体をひねると、カップが浮く
- 両腕を振ると、脇から脂肪がはみ出てくる
- 肩を動かすと、ストラップが落ちてくる
- バンザイすると、ブラジャーがずれ上がる
- お辞儀をすると、背中側のブラジャーがずれ上がる
このようなサインに加えて、1年以上サイズ測定をしていない方は胸のサイズや形が変化しており胸に合っていない可能性があります。自分のサイズを正しく把握して、ぴったりフィットするブラジャーを探してみましょう。
ノンワイヤーブラジャーを着用する
ノンワイヤーブラジャーは、カップの下部にワイヤーが入っていないブラジャーのことをいいます。ワイヤーの締めつけがないので、着け心地が良いのが特徴です。長時間着けていてもストレスがないため、自宅でのリモートワークや、旅行の移動中にも快適に着用できるのも嬉しいポイントです。
ノンワイヤーブラジャーは、「サイズ変化に適応しやすい」「形崩れしにくい」「ブラジャーの跡が残りにくい」「きつさを感じにくく肩こりや首こりが起こりにくい」といったメリットがあります。
ただ、胸のシルエットをキレイに見せたいときには、柔らかいワイヤーを使用したブラジャーを選ぶなど、上手に使い分けることをおすすめします。
ホルモンバランスに合わせてブラジャーを変える
女性の体はホルモンバランスの変化によって、胸の大きさなどにも影響を与えることがあります。
個人差はありますが、生理前の胸のハリでワンカップ大きくなりブラジャーがきついと感じるケースや、生理や妊娠・出産、更年期などホルモンバランスの乱れで肌が敏感になりやすく、かゆみ・乾燥・蒸れなどの肌トラブルが起こりやすくなることも……。
50歳前後で迎える閉経では、女性ホルモンの分泌量が著しく減るため、胸が小さくなるケースも見られます。また、閉経後は筋肉量が減り肉質が柔らかくなるため、胸がそげるように小さくなったり、脂肪が脇などに流れやすくなることも少なくありません。
女性はホルモンバランスによって体が変化するため、そのときの変化や体調などに合わせてブラジャーを変えると良いでしょう。
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快適なブラジャー選びの5つのポイント
ここからは、快適なブラジャー選びのポイントについて5つ紹介します。
- 締めつけ感の少ないブラジャーを選ぶ
- 縫製や装飾が少ないものを選ぶ
- 着用シーンに合わせて選ぶ
- マタニティ期は専用のブラジャーを選ぶ
- 理想の胸に合わせて選ぶ
ぜひ、快適なブラジャー選びの参考にしてください。
締めつけ感の少ないブラジャーを選ぶ
ブラジャーがきついと感じるときは、締めつけ感の少ないブラジャーを選びましょう。
ノンワイヤーブラジャーはホールド力が心配という声も聞きますが、脇周りまでサポート機能があるノンワイヤーブラジャーなどさまざまな種類があるので、自分に合うノンワイヤーブラジャーを探しましょう。
ホールド力が高いワイヤーブラジャーでも、先ほど紹介した肌当たりの優しいワイヤーや、短めのワイヤーを使ったタイプであれば、締めつけ感が緩和されやすいです。人によって感じ方は異なるので、いろいろ試してみて締めつけ感が少ないと感じるタイプを選びましょう。
特に、ブラジャーの締めつけ感はバストの形やサイズだけでなく、着用時のフィット感や個々の感覚に左右されます。そのため、できるだけ試着をして選ぶことをおすすめします。フィッティングをして、快適なブラジャーを見つけましょう。
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縫製や装飾が少ないものを選ぶ
縫い目や継ぎ目が少ないブラジャーは、肌が敏感なときでも違和感を覚えにくいため、快適に着用できます。汗蒸れを考慮したカップのものなどを選ぶと、快適に過ごせるでしょう。
装飾が少ないためブラジャーの線がアウターに響きにくく、薄手のトップスを着るときに着ける方も増えています。
最近では、シームレスで肌に優しいデザインのブラジャーも多く登場していますが、補整力や機能性がしっかりしているものも増えてきています。シームレスブラジャーは選びやすい選択肢となっていますので、ぜひ参考にしてください。
着用シーンに合わせて選ぶ
これまでご紹介してきたように、ブラジャーは異なるタイプの商品がいくつもあるため、体調や着用シーンに合わせて着けかえることがおすすめです。
胸のケアで意外と忘れがちなのが就寝中です。寝ている間はノンブラジャー派という方も少なくありませんが、胸がつぶれて形崩れを起こしやすくなったり、脇や背中に脂肪が流れやすい傾向があります。
このような、就寝時のケアでおすすめなのが、ナイトブラジャーです。ナイトブラジャーはほど良いホールド感に優れているものが多く、寝ている間の形崩れや脂肪の横流れ対策に適しています。
普段のブラジャーでは少しきつさを感じるときも、ナイトブラジャーであれば締めつけ感を気にせずに寝られるのも嬉しいポイントです。まずは一度試してみることをおすすめします。
マタニティ期は専用のブラジャーを選ぶ
マタニティ期は、胸のサイズ・形・重量が大きく変化します。加えて、お腹が大きくなってくるとアンダーバストの締めつけが気になるという方もいます。
妊娠後もきついブラジャーを着用し続けると、血行不良による肩こりや、背中の痛みが生じる原因にもなるだけでなく、産後の授乳にも影響が出る可能性も否定できません。
マタニティ向けの適切なサポート機能がついた専用ブラジャーを着用することは、産後の胸の垂れや形崩れ対策になるため、自分の胸のサイズや形にあったマタニティブラジャーを選びましょう。
また、マタニティ期は敏感肌になりやすく、かゆみやかぶれを引き起こしやすくなるため、肌に優しい綿素材が良いでしょう。授乳しやすい機能性のあるブラジャーであれば、産後も継続して使用できるためおすすめです。
理想の胸に合わせて選ぶ
理想のバストシルエットがある方は、補整機能が充実したブラジャーを選ぶことで、体に負担をかけずにバストメイクが可能です。どのようなブラジャーを選べば良いか分からないという方は、以下のポイントを参考にしてください。
【理想の胸を作るブラジャーの選び方】
●離れ胸対策がしたい
胸が広がらないような機能がついているブラジャーがおすすめ
●脇や背中の脂肪をスッキリさせたい
脂肪の横流れを対策できる脇高ブラジャーがおすすめ
●胸を小さく見せたい
胸の高さが目立たない丸みのあるシルエットのブラジャーがおすすめ
見せたいシルエットによって各パーツの機能が異なるため、締めつけ感も変化します。補整力があるブラジャーほど締めつけ感も感じやすい傾向にあるため、素材や着用時の体への負担まで考えて設計されているブラジャーを探してみましょう。
▼今の胸に合うブラジャーを探してみましょう▼
ゆったり軽やかブラジャー<ファーチェ>
楽な着け心地で、自然に整ったバストラインへ。
フロント部はアンダーラインを山型にし、上腹部への圧迫感を軽減。ストラップは肩を覆う位置まで身生地を使用し、くい込み感を軽減。ノンワイヤー。
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シームレスブラジャー
アウターにひびきにくいモールドカップで、薄手のトップスも美しく着こなせます。
身生地表面はすべりが良いナイロン制電糸を使用。肌に触れる面は綿混で、吸汗・吸湿性があり、カップもムレにくさや通気性にこだわった素材使いです。
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スポーツブラジャー
運動時のバストの揺れや、アンダーのズレを軽減するスポーツ用ブラジャー。
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シャルレナイトブラ
極上の肌触りとこだわりの安定感に包まれて
睡眠時に上下左右に移動するバスト。
きちんと支えながらもきつく感じにくい、機能性と着用感にとことんこだわった「やさしくて、つよい」シャルレナイトブラ。
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参考動画:ナイトブラの必要性|シャルレ
シャルレマタニティ ブラジャー
バストの変化に対応し、産前から授乳期まで使えるフルカップ。ノンワイヤー。
状況に合わせて授乳できる、便利な2WAY仕様。
身生地はソフトな綿混素材を使用。吸汗・吸湿性があり、柔らかな着け心地でバストを優しく包み込みます。
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ブラジャーの正しい着け方
正しい手順でブラジャーを着けると、胸周りの違和感や肩ひものズレが軽減されるだけでなく、理想のバストラインを作ることができます。理想のバストラインは肘を軽く曲げた状態で、肩と 肘のちょうど真ん中にバストトップが来るのが理想です。
サイズが間違っていたり 正しく着けられていないと、 バストトップが下がり胸の上部が少しそげたような状態になることもあります。
正しいサイズを選び、正しく着けると、バストトップが高く、脇のはみ肉などもキレイにブラジャーの中におさまり、 理想のバストラインを作ることができます。洋服を着たときの印象も大きく変わるでしょう。
【正しいブラジャーの着け方】
①バージスラインを合わせる
ブラジャーの肩ひもを肩に通しただけ(カギホックは止めない)の状態で、上体を前に倒します。 カップのアンダー部分に手を当て、カップごと胸の膨らみをすくい上げるように持ち上げながら上体を起こし、アンダー部分をバージスラインに合わせます。
②カギホックを止める
きつすぎず、緩すぎないベストな位置を選んでカギホックを止めます。
③流れた脂肪をカップの中に収める
上体を前に倒します。 片方の手をカップの中に入れ、脇、胸の下、背中などに移動した脂肪をカップの中に収め、上体を起こします。
上記③の状態でバストトップが正しい位置にきているのを確認できたら、この状態を維持するために、肩ひもを調整します。反対側の胸も同様に脂肪をカップの中に収めます。
肩ひもが緩すぎるとバストラインが下がるだけでなく、カップに隙間ができ集めた脂肪が再び脇などに流れてしまうので注意が必要です。
④バックラインを整える
バックライン(ブラジャーの背中部分)に手を当て、少し下げるなどして、ブラジャーの着け心地を落ち着かせたら、完了です。
ブラジャーにも寿命があります。正しい着け方をしても、肩ひもが緩い、バストトップが理想の位置に来ないという場合は、買い替えも検討しましょう。
参考動画:正しい下着の着け方 ブラジャー編|シャルレ
ブラジャーがきついと感じたら正しく対処しよう
この記事では、ブラジャーがきついと感じる原因や、きつさの解消方法、快適なブラジャーの選び方について解説しました。ブラジャーがきついと感じたら、以下のポイントに留意しながらブラジャーを選びましょう。
- 締めつけ感が少ないブラジャーを選ぶ
- 縫製や装飾がないブラジャーを選ぶ
- 着用シーンに合わせて選ぶ
- ホルモンバランスに合わせて選ぶ
女性の胸は年齢やライフスタイルによって大きく変化するため、変化に合わせてブラジャーも着けかえるとキレイなバストラインを維持できます。この記事の内容を参考に、自分に合ったブラジャーを探してください。