息子の言葉に「やっていて、よかった」と思いました
バットを振ると球は放物線を描き、空に飛んでいきます。歓声のなか、グラウンドを走る長男Tくん。その姿に目を細める池本さん。晴れて野球強豪校へ入学したTくんは、現在甲子園を目指し日々練習に明け暮れています。池本さんは、ショートを守る息子の姿を見て、誇らしく感じるといいます。
「子どもを県外の強豪校に通わせるのは、少し迷いもありました。金銭的にも、寮代や教育費・仕送りなどを含めて、5人分となると百貨店に勤めているときのお給料の2倍ほどかかります。共働きとはいえ、子どもが5人いたら到底無理でした。
でも、シャルレのビジネスを始めたことで子供の夢を応援できる自信が生まれたんです。長男は甲子園に出られる強豪校で野球をしたいという明確な目標と意思がありました。それを叶えてあげられたことが、今一番の仕事の活力になっています。
子どもの夢を応援してあげたい気持ちはあっても、できない人もいます。私も前職のままなら、諦めていたかもしれません。でも子どもが夢を持って挑戦してくれる姿は喜びなんですよね。自分の環境を変えてでも、やっぱり叶えさせてあげたい。だから思い切って仕事を辞めて、シャルレのビジネスに挑戦したことで息子の希望する他県の高校に行かせてあげられたので、本当によかったと思います」
恩師の言葉で人生観が変わった
池本さんが初めてシャルレと出会ったのは、ファーストブラとしてシャルレを試着させてもらった中学1年生のころでした。大人っぽいブラジャーが恥ずかしくて、そのときはそれきりでしたが、祖母の妹さんがシャルレを愛用していたのでシャルレは身近な存在でした。
「両親共に聴覚障害者なんです。親戚にも聴覚障害者が多く、私の叔母もそうでした。33歳で5人目を出産後、叔母からシャルレのガードルがほしいので、販売員の方が来てくれるときに手話での通訳をしてほしいと頼まれて引き受けたことがあったんです」
そのときに来られたのが、ファーストブラを試着させてくれたシャルレ代理店 株式会社エマーベルの日下部孝子社長でした。白いパンツに赤いブランドバッグを持ち、颯爽と現れる姿はとても格好良く映りました。
試着会が終わり、商品が決まったのち日下部社長に「『手話ができるんやね。手話できるなら、そういう聴覚障害者の人たちもきれいにしてあげられるから、あなたもシャルレビジネスをしてみたら?』と言われ、話を聞いてみることにしたんです」
数日後、事務所にお伺いしました。1人目の出産後からブラジャーではなくカップ付きインナーを約8年間愛用していました。
「こんなもんやろうなと思って着用していました。小さい子どもを連れて下着屋さんに行くという発想もなかったですし、百貨店の下着売り場に行って下着を購入するなんて考えにもおよびませんでした。身なりこそ小綺麗にしても、下着までは手が回らなかったんです。」
そんな池本さんは、日下部社長の事務所で、初めて美意識ブラジャーを着用して非常に驚いたそうです。
「『ブラジャー1枚で、胸がこんな上がるん?』と思うと同時に『これはいける』と思いました。このブラジャー、欲しいママがいっぱいいるはず」と思いました。
美意識ブラジャー
日常の動作がバストをケアするブラジャー。
独自の設計と機能性で理想のバストラインへ。
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ビジネスを始めたのは、ただ「おせっかいなだけかもしれません」
当時、夫のお給料で人並みの生活はできていたので、無理に働く必要はなかったのです。それでも池本さんが一歩踏み出した理由は、何だったのでしょうか。
「ただおせっかいなだけなんやと思います。『めっちゃいい!』というのを、みんなに知ってほしいと思ったんです」
シャルレビジネスを始めるにはサンプルが必要となります。日下部社長と相談して、自分が自信をもって伝えられる商品をサンプルとして揃えました。約10万円くらいでした。ビジネスの初期投資としては納得のいく金額でした。
子どもが5人いるので、それぞれにママ友がいたことも強みでした。サンプルが揃ったところで興味を持ってくれた人たちに、自信満々で『とりあえず試してみて』といって試着してもらったところ『めっちゃ胸が上がった、すごい』とみんなが言ってくれ、試着した20名全員が購入してくれたんです。胸の位置が上がるうえ、特にお勧めしていた美意識ブラジャーがメイト価格約7000円という専業主婦でも購入できる価格帯なのも良かったんだと思います」
4月28日にシャルレビジネスにチャレンジをし、6月6日に特約店になりました。8月には日下部社長にサポートしてもらいながら、展示会を開催することになりました。
「開催地は、もともとシャルレの商品を好きな方が多いエリアだったのですが、展示会の開催は7年近くなかったのも幸いしました。公民館を借りて開催したところ、30名ほど集まってくださいました」
そのおかげで、当時半年で50名のメイト(シャルレの顧客)ができると、シャルレからボーナスがもらえる制度があり、池本さんはそのボーナスを手にすることができました。
「以前の職場では正社員として1日8時間働いていました。働くママあるあるかもしれませんが、子どもがよく熱を出して保育園に連れて行けなかったり。子どもが5人いたら、ひどいときはすべての子の行事日程が集中することも。
でもシャルレで働くようになってから、週2〜3勤務で、1日3時間程度の試着会だけで以前の職場以上に収入を得ることができ、時間に余裕が生まれました。野球の土日の応援も全部行けましたし、子どもの参観日や行事もすべて参加できるようになったんです。土日休めて好きなときに働けるシャルレは、私にとても合うものでした」
池本さんは、高校を卒業後すぐに百貨店に就職しました。アパレルの仕事しか知らず資格もないため、他の仕事ができるとは思っていなかったそうです。一時期は、百貨店の仕事を頑張って職場で出世したら、もっと働きやすい職場環境に改革できるはず、と上を目指していた時期もありました。だからこそ産休明けに、どんな働き方をするべきか悩んだといいます。
しかし、色々考えた末に子供の為にシャルレ1本で頑張る気持ちが固まりました。
池本さんの決断に、家族からの反対はなかったといいます。
「以前は、夜8時に仕事が終わって百貨店で惣菜を購入して、9時に家についてそこから夕飯でした。惣菜を並べて、食器は割り箸と紙コップに紙皿。洗い物をする時間さえもったいない。子どもたちも紙コップでサーバーのお水を入れて飲むのが当たり前。毎日、慌ただしく食べてお風呂に入って寝る。子どもと関われる時間は朝と夜の各1時間ほどでした。土日出勤のときは夫の負担も大きくなります。夫もシャルレの仕事一本になってくれてよかったと思っていると思います」
「あの人変わった?」と噂になるほど、キレイになったママ友
シャルレでは下着や衣類、化粧品、健康食品など、さまざまな角度から女性が心地よくきれいになれる商品を扱っています。なかでもメイトさんに人気の商品は、ボディースーツ「3/4カップボディーシェーパー(FC151)」だといいます。
「私たちの年代は、あまりボディースーツを着用した経験がないので、私自身も最初は抵抗がありました。ある特約店の子で『ブラジャーの締めつけが嫌だから、ブラジャーは着用しない』と言っていた子が、試しに着用したらとても気に入って愛用しているそうです。その子、アイリストをしているお洒落な子なんです。そんな子がすごくいいと言っているなら、私も着てみようと思って着用したらめっちゃ楽。胸が真ん中に寄るので、2キロは痩せて見えるって言われることもあるんですよ。
他の特約店は、3/4カップボディーシェーパーを着用して子どものお迎えにいったら、保育園の副園長先生に『痩せたね。2キロは痩せているはず。私、すごい分かんねん、人の体重』と本当に自信満々で言ってくれたそうです。帰宅後、ウキウキで体重を測ったところ痩せていなかったそうですが、ボディースーツ効果で、これを着るだけで胸はちゃんと上がるし、背中と脇肉が無くなるから痩せて見えたみたいです」
シャルレとの出会いによって、大きな変化を遂げた人もいました。
事務員のTさんは、ファッションに興味がなくノーメイクの控えめな印象の方でした。でもシャルレに出会ったことで、お洒落に目覚め、どんどんキレイになっていきました。
「学校内で『え、別人じゃないの??』と噂になる変わりようでした。肌もきれいになったし、生き生きしているんです」
Tさんの変化は、子どもも感じていたようです。3人の息子さんと一緒に、Tさんの財布を買いに行ったときのことです。「どの色の財布がいい?」と聞くと、子どもが「ピンク」と言ったのです。カジュアルな印象の強かったTさん。きっと「ブルーが似合う」と言われるかなと思ったところ斜め上の提案で驚いたそうです。
「服装にも気を配るようになって『ママがかわいくなっている』と感じたんだと思います」
そう語る池本さん自身も、変化のあった1人でした。
3/4カップボディーシェーパー
高機能シェーパーで、前横後ろ、360度自信
ワイヤー入り。3/4カップ。セパレートタイプ。
パッドの挿入も可能。対応パッド:FD041 パッド(ハーフタイプ)
背中のVラインで後ろ姿もすっきり。
アウターにひびきにくいノンレースのカップトップ。
脇下からヒップまで1枚で整えるので、段差のないなめらかなボディーラインをつくります。身生地は綿混素材で、吸汗、吸湿性があります。
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母が変わると、家族が変わる
シャルレビジネスを始めたことで、池本さん自身が変わっていきました。池本さんは20歳で結婚をし、子どもが5人できたこともあり自分の時間を今まであまり取れませんでした。家族にばかり時間をかけていた池本さんですが、自分の時間も大切にするようになりました。たまには夜に食事に出かけることもあるそうです。
これまで忙しさのあまり時短で終わらせていた料理も、ちゃんと向き合ってやっていこうと思い、料理教室に通うようになりました。紙皿でだしていた惣菜ばかりだった食卓には、お皿にのった手料理が並ぶようになったのです。
家族もよろこんでくれています。
仕事を頑張っている池本さんの姿を見て、夫も変わっていきました。
「以前の夫は、昭和の亭主関白のような人でした。自分の仕事の話は話してもくれませんでしたが、代理店になってからは私を対等に見てくれるようになり、会社の話などもしてくれるようになったんです。」
変われたのは、シャルレの世界に入るきっかけにもなった日下部社長から「まずは母親業をしてください。今後仕事をしていくうえで、絶対に家族の力が必要になる。みんなでひとつの家に住んでいるんだから、それぞれに役割を持たせなさい」という言葉が、大きかったと言います。
「家事全般をすべて母親がやるべき、と思っていました。でも実際は睡眠を削るなど自分を犠牲にしなくてはいけません。どうすればいいのかと思っていたら、日下部社長がある実話を話してくれました」
それは、自殺願望のある思春期の男の子の話でした。その子は、お母さんに玄関の掃除を頼まれていました。毎日自分が玄関掃除をしていたのに、もし自分がいなくなったら玄関は誰がきれいにするんだろうと思い、自殺を思いとどまった子がいるという内容でした。
「『自分は生きている価値があるんだよ、と日々のなかで親が子どもに感じさせてあげることが大切』と言ってくださったのです」
そこで池本さんは、長男のTくんに、洗濯物、そのほかの子どもたちにも洗い物の手伝いや靴並べなどの役割を与えました。池本さん一家は、子ども5人と夫、そして祖母の計8人で暮らしています。8人分の洗濯物は大量で、1日3回洗う必要があります。Tくんは文句も言わずに2年半役割を全うしたところ、寮生活で役に立つことに。寮には、洗濯機を回せて畳める子がいないので重宝がられているそうです。
「洗濯をするのも苦ではないし、むしろ8人分の洗濯がとても減ったと感じているみたいです。息子に『ほんま俺、洗濯しとってよかった』と言ってもらえて、うれしかったですね」
子どもたちに役割を与えたことで、意識にも変化がありました。Tくんの学校で、命に関するアンケートがあった際「自分が生まれてきてよかったと思いますか?」という質問に「とてもそう思う」に○をつけていたのです。
「『その回答をした理由は何ですか?』のところには『いろいろな人にやさしくされ、いろんな経験ができたから』。他にも『自分のことが好きですか?』には『やや好き』と答え、理由には『産んでもらった限り、自分を好きでいないといけないから』という親への感謝を秘めた言葉が書かれていました」
前の職場では、子どもが5人いたことで出世ができないと烙印を押されたように感じました。たしかに子どもが多いと時間配分が大変で、お金もかかります。もし以前の会社で働いていたら、いつか「子どもが、出世の足かせになっている」と、思いたくないのに心のどこかでふと感じてしまうこともあったかもしれません。
役割を与えたことももちろんですが「子どもが出世の足かせになってしまう」という気持ちを払拭できる環境で働けているからこそ、子どもと本気で向き合え、それが子どもにも伝わっているのかもしれません。
「シャルレをしているお母さん同士で集まってミーティングを行うこともあります。年齢の違う子どもたちが、みんなで集まって楽しそうなんです。学校の友だちとは違うコミュニティが生まれる点も、子どもにいい影響を与えている気がします。シャルレで出会った大人たちからやさしい言葉をかけてもらい、子ども同士のつながりも生まれることで命の尊さを間接的に学んでいるのかもしれません」
私たちは、地域の見守りサービス的な存在でもある
年々増加する、年配者の一人暮らし。シャルレは、地域の見守りサービスのような存在でもあるといいます。
「月に1度は、メイトさんのお家に顔をだすようにしています。とくに年配者のお宅には、注文がなくてもお話をしにお伺いするように心掛けていますね。家に来てくれて助かるというお声が、本当に多いです。訪問すると、とても歓迎してくれてケーキやコーヒーを出してくれます。コーヒーを飲み終わったら、次は饅頭と日本茶というように次から次へと。『そんなに食べられない…』と思うけど、食べちゃいますよね。子ども連れでお届けに行ったときは、子どもにもお菓子をくれるんです」
たくさんのお宅を訪問する中で、困りごとを頼まれることもあります。
あるとき相談を受けた方は、とある俳優さんの大ファンでした。その俳優の公式LINEがあることを知り、見たいと思うもののやり方が分からず、友だちに聞いても解決せず。かといって子どもに相談したら「また、そんなことで連絡?」と言われそうなので言えないと、助けを求められたわけです。公式LINEにつなげたところ、とても感謝されたそうです。
「いつまでもときめいていらっしゃって、素敵だなと思いました。こちらも嬉しくなりますよね」と池本さんは微笑みます。
そのほかにも「これが消えて見えない」「写真が出てこない」などの携帯トラブルも多いそうです。皆さん、実の子どもには「また?」と言われてしまうため相談できないことも池本さんにはお願いでき、助っ人になっているのです。
ギラギラではなく「キラキラ」している人が多いですね
「シャルレの代理店の人たちって、ギラギラしていないんですよね。本質的に大切だと感じるものを身につけていて、キラキラしているんです。そういう代理店が多いのも、シャルレの魅力だと思いますね」
そう語る池本さんですが、ビジネスを始めた当初は、戸惑うことも多々ありました。
「私はシャルレのビジネスをするまで、他人のお宅にあがるときは靴下を履いてあがらないといけないといったマナーをあまり知りませんでした。今は自分も子供達も、大人の世界に入っていく上で知っておかないといけないマナーを教えてもらえる環境があるので、恵まれているなと思います」
インターネットやSNSの広がりにより、若者のコミュニケーション不足などが叫ばれています。密なコミュニケーションを嫌い、効率を重視する世代。しかし人はひとりでは生きてはいけません。
「人とコミュニケーションを取ることの重要性を、シャルレの世界を知ってもらうことで感じて欲しい」と、池本さんは語ります。
「この仕事は、子どもを連れながら何かできないかなと思ったときに選択肢になるビジネスだと思います。努力ややり方次第で、人が憧れるような経営者にもなれる世界です。夢のある仕事で、自由に働けます。何より、人と人との関わりを大切にした仕事。月に1度はお会いする方は、私の知らない戦時中の話をしてくれることもあって学びが多い日々です。ご年配の方のお話を伺うことは、社会貢献にもつながります。
人の話を伺い、どんなことにお役に立てるかなと考えるのも楽しいです。自分のやりがいを自分で感じ取っていけます。
コミュニケーションを取っていくことで、信頼関係が築けて自然なかたちでリピートにつながっているのだと思います。
ひとりの人間として、人に出会うことが自分にプラスになっているなと感じる日々です。私が働くことで誰かのお役に立ち、家族との絆も生まれる。そういう働き方ができ、そのうえで子どもの夢も応援できている。あのとき思い切って飛び込んで、本当によかったなと思っています」
とてもパワフルな印象の池本さん。純粋に「シャルレの商品のよさを、多くの人に知ってもらいたい」という気持ちで働いていることが伝わってきました。
子どもが多いと、経済的な理由により希望する進学先に進めないケースもあります。池本さんが「シャルレの仕事をする」と決めたことで大きく道がひらけ、息子さんも甲子園に一歩近づくことができました。自分が変われば、周りも変わる。それを実践し、家族の絆もさらに深まったようすが感じられるインタビューでした。
※商品についてのコメントは、個人の感想であり使用感には個人差があります。
※本記事はシャルレの代理店・特約店の紹介です。
シャルレは行動規範に沿ったビジネスをしております。シャルレビジネスについては、以下URLをご確認ください。