「照らし合う存在でありたい。」と語る社長の、究極の夢、シャルレ代理店「株式会社ラ・リュミエール」-後編-
後編では、家族やビジネスに対する思い、そして将来について話をお伺いしました。
後編では、家族やビジネスに対する思い、そして将来について話をお伺いしました。
目次
1999年11月、飯塚さんは特約店へ昇格。最初に注文したのは、憧れのガードル「ドゥヴァンナ」です。
「仕事を通して、後ろ姿は意外とよく見られていることを学びました。ヒップアップは、見た目の美しさだけでなく、すっきりとした姿勢を印象づけ、前向きな気持ちにつながりやすくなります。
そのため、私はいつもガードルを着用しています。」
そんな飯塚さんが接客で大事にしていることは、何でしょうか。
「お客さまに合ったサイズ選びと、ニーズや体型に合ったパターンの商品をご提案することが大切だと思っています。たとえばガードルなら、ヒップのためにはくものなので、ヒップのサイズで選びます。ウエストなどのカタログのサイズは、あくまでも目安です。」
一人ひとりのからだを丁寧に見極め、最適な一枚をご提案すること。それが「プロとしての責任と誇り。」だと飯塚さんは語ります。
「訪問販売」と聞くと、身構えてしまう人がいるのも事実です。
しかし、私は一人ひとりのお客様に本当に価値のあるサービスをお届けすることに誇りを持っています。お客様が自分に合った商品を自由に試せるようサポートし、必要なときにはプロとしてのアドバイスをそっと添え、心から満足していただきます。この仕事を通じて、お客様に安心とお喜びをお届けする存在であり続けられることが、私の喜びです。
一人ひとりの体型や価値観に寄り添いながら、その人にとって「本当に価値のあるもの」をお届けしていくからこそ、笑顔の輪がつながっていくようです。
「体の姿勢は、生きる姿勢や相手の話を聞く姿勢など、心構えにもつながります。代理店を目指し始めたころから、子どもにも『姿勢は大事だよ』と繰り返し伝えてきました。」
と飯塚さんは語ります。
シャルレの下着は人体工学に基づいて設計され、姿勢をサポートできるように作られています。そのなかでも、飯塚さんが重視しているのは「足元」です。
「足首の使い方や地面へのつき方で、体全体のバランスが変わります。着圧ハイソックス、足袋型ソックス、五本指ソックス、かかとカバーなど、足元をサポートするアイテムをおすすめすることが多いです。」
右手が機能しないため、小学校高学年まで毎日リハビリに通っていた経験から、正しい姿勢や正しい歩き方をするなど、身体ケアの重要性を人一倍理解しています。
2009年頃からスタートした「シャルレウエルネス」シリーズは、腰や膝、肩などを下着でサポートしてくれます。「自分の体験を通じて、お客様にも自信を持っておすすめできる。」と実感しています。
中でも、最近注目しているのが、リカバリー繊維を用いた「アース」です。
「全人類に喜ばれる商品だと思っています。血行を促進する繊維で、着用すると、とても癒されるように感じるんです。」
2025年9月に発売された「ルミオーラ」は、いまや飯塚さんの人生に欠かせない存在になっています。「私の名前が“留美”なので、商品名にもとても愛着があります。ルミオーラの魅力を自分が率先して伝えていきたいと思っています。キレイも元気も維持したい方に、ぜひおすすめしたいです。メロンSOD(“腐らないメロン”とも呼ばれる南フランス産メロンに多く含まれる成分)や、発酵イソフラボン(大豆エキスを黒麹で発酵させてつくられる成分)など、成分を聞くだけで、なんだか嬉しくなりませんか」と話します。
スポンサー代理店の木村社長は、毎月横浜から秋田まで通い続けてくれていました。社長が75歳を迎えようとしていたころ、飯塚さんの中にある思いが生まれます。
「これ以上社長に苦労をかけたくない。『秋田のことは、私に任せてください』と安心してもらいたいと思ったんです。」
もともと迷いがちな性格です。あえて自分を追い込む道を選びました。
「周囲に『代理店になります』と宣言しました。姉からも『どうにもならないことも、どうにかするのよ』とエールをもらって。周りの存在が、私をあきらめさせませんでした。」
代理店を目指す6カ月間は、まさにチャレンジの連続。思うようにいかず、苦しい時期もありました。しかし、共に頑張るチームの仲間の存在に勇気づけられました。
「実家のカレンダーに書かれていた『人の喜びを我がよろこびとするとき、人生は真に幸せなものとなる』を、私たちのチームの合い言葉に掲げました。まずは自分から相手を喜ばせる存在になろう、という決意表明でもありました。」
こうして2020年1月、ついに代理店昇格を果たします。
直後に、コロナ禍に突入。しかし飯塚さんは、不思議と落ち込まなかったそうです。
「以前の私は、足りないものばかりに目がいきがちでした。
でも、昇格を目指す中で『今、目の前にあるもの』にフォーカスでき、感謝できるようになりました。ものの見方が変わりました。」

2025年2月、飯塚さんは法人化し、株式会社ラ・リュミエールを設立しました。社名は、メンバーにも相談しながら決めました。
「複数のメンバーから『留美ちゃんのルミは、フランス語で光の意味があるよ。ルミを入れたら?』と提案されました。ちょうど『自分が自然とできることって何だろう?』と思ったときに『明るいところ』だと考えていたので『これだ』と感じました。
ルミという言葉は、『光』に加えて、人権や差別といったテーマに理性の光を当てて、自由や平等につなげていく。そんな意味もあることを知り『まさに目指していたところだ』と腑に落ちました。」
飯塚さんは、「私ひとりが太陽のように照らすのではなく、メンバーもお客さまも、それぞれが光を持っている存在」だと語ります。
「こちらから光を向ければ、相手の光でも照らし返してもらえる。互いに光を交わし合って、みんなが明るくいられるあたたかな世界をつくりたいです。」

シャルレを始めたころの飯塚さんは、「自分で何かを決めること」がとても苦手でした。
学生時代はリーダー組織には在籍していたものの、常に「トップの右腕」というポジション。指示を受けて動くほうが得意で、自ら方向性を示す役割は避けがちでした。
まさか自分の人生が、こんなにも幸せになるとは思っていませんでした。
彼女を変えるきっかけになったのが、シャルレの仲間と木村社長でした。
木村社長は、私が幸せに向かって進む道をそっと後押ししてくれる、幸せアドバイザーです。
「木村社長は、他の誰かと比べるのではなく、昨日と今日の自分を見て、1mmでも成長していたら『できてるよ』と認めてくれる。そんな寄り添った支援のお陰で、リーダーシップが発揮できるようになっていきました。何歳になっても新しいことに挑戦し、成長し続ける人でありたいと思えるようになりました。」
「今後は、子育て中のママたちに、シャルレの良さと可能性を伝えていきたいと語ります。」
「お母さんの価値観が変わると、子どもの価値観も変わる。そうすると、未来が明るくなると思うんです。」
シャルレを通じて、小さな目標を決めてやり抜く力、コミュニケーション能力、いわゆる「胆力」などの「非認知能力」が大きく鍛えられたといいます。
「この仕事は、お給料をもらって行う『やらされる仕事』ではありません。学校で勉強したり、部活を頑張ったりする子どもたちと同じで、自分の成長のために自分で決めて挑戦する場です。お母さん自身が、そうした体験を積み重ねながら、成長する姿を、子どもたちに見せていくことが、何よりのギフトになると思うのです。」
そんな飯塚さんの将来の大きな目標は、児童養護施設出身の子どもたちが、ふと立ち寄れる場をつくること。シャルレ歴5年の頃、偶然テレビで、児童養護施設の子供たちの居場所づくりをしている人の姿を見て、強い衝撃を受けたのがきっかけです。
「これまで、片手が使えないことで、たくさんの方々から愛情をいただいてきました。『いただいてきた愛情を、社会にお返しする場所をつくりたい』と直感的に思ったんです。
児童養護の現場は、無償の愛が試される場所です。中途半端な覚悟では向き合えないため、現在も慎重に準備を進めています。今は関連する研修に参加しながら、少しずつ知見を深めているところです
「こういう夢を持てるようになったのも、右手が使えないというハンディキャップがあったからこそ。そして、シャルレの理念や仲間たちとの出会いがあったからです。」
また飯塚さんは、シャルレの仕事を通して「人に伝える力」や、いざというときに力を発揮する精神力の強さ、いわゆる「胆力」が、磨かれていったといいます。
「本音を伝えられるようになると、相手も気持ちよく受け止めてくれるんです。そうやってコミュニケーションがスムーズになっていく感覚が、胆力にもつながっている気がします。」
その変化は、家族との関係にも表れました。家の中でも、自然体のまま軽やかに本音をスッと伝えられるようになり、家族側も気分よく受け止めてくれるようになったのです。
日頃からそういう会話を積み重ねていたおかげで、たとえ大事なときに物理的な距離が離れていても、心の距離は離れずにいられたのでしょう。
飯塚さんは、今後もメンバーや家族との時間を大切にしながら、夢の実現に向けて歩んでいきます。

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<取材を終えて>
飯塚さんは、「ルミ=光」という言葉が本当に似合う女性でした。飯塚さんが笑うと、パッとその周辺が明るくなる気がするのです。
またご自身を「決められない性格だった。」とおっしゃっていましたが、それは想像力が豊かで先を見通せる力があるということでもあります。迷いながらも、一歩一歩進む姿に、不思議と親近感を覚えました。
ガードルひとつとっても、プロとしてどういうものをご提案するべきかというお考えがしっかりされています。こういう方に相談できれば、きっと安心して自分にとって価値のあるものをご提案していただけるのでしょう。
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