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「無理」じゃない。シャルレとの出会いで子育ても変化、有限会社シャルレ ミズ-前編-

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「今まで本当にありがとう。そして、これからもよろしくお願いします。」
中学卒業時に贈られた娘さんからのお手紙を、うれしそうに見せてくださった、垣田沙恵子さん(49歳)。

垣田さんは現在、高校1年生の長女と、中学生1年生の長男を育てながら、下着・化粧品・健康食品などを取り扱う有限会社シャルレミズ(シャルレ代理店)の代表取締役社長として活動しています。実母が創業した同社の経営を受け継ぎ、会社のさらなる発展に尽力する一方で、学校行事にはできる限り参加するなど、子どもとの時間を大切にした働き方を実践しています。
しかし、こうした現在のスタイルにたどり着くまでには、仕事と子育ての両立に向き合い、悩みながら試行錯誤を重ねた時期もありました。
その経験を通して形づくられた、仕事と家族への向き合い方とは――。
本インタビューは前後編でお届けします。前編では、仕事と子育てのどちらも大切にしながら働くことを選んだ理由と、その選択がもたらした変化について伺いました。
「今まで本当にありがとう。そして、これからもよろしくお願いします。」
中学卒業時に贈られた娘さんからのお手紙を、うれしそうに見せてくださった、垣田沙恵子さん(49歳)。

垣田さんは現在、高校1年生の長女と、中学生1年生の長男を育てながら、下着・化粧品・健康食品などを取り扱う有限会社シャルレミズ(シャルレ代理店)の代表取締役社長として活動しています。実母が創業した同社の経営を受け継ぎ、会社のさらなる発展に尽力する一方で、学校行事にはできる限り参加するなど、子どもとの時間を大切にした働き方を実践しています。
しかし、こうした現在のスタイルにたどり着くまでには、仕事と子育ての両立に向き合い、悩みながら試行錯誤を重ねた時期もありました。
その経験を通して形づくられた、仕事と家族への向き合い方とは――。
本インタビューは前後編でお届けします。前編では、仕事と子育てのどちらも大切にしながら働くことを選んだ理由と、その選択がもたらした変化について伺いました。

「無理」と決めつけない育児

垣田さんは、今の仕事に大きな価値とやりがいを感じています。それは、子どもとの時間を大切にしながら働けること、そして多くの人に感謝される仕事であることが理由です。
母のシャルレビジネスに真摯に向き合う姿を、幼いころから間近で見て育ちました。

母は責任の大きな仕事を担っていたこともあり、日々とても忙しく、授業参観や運動会に参加できないこともありました。子どもながらに少し寂しさを感じた記憶があるからこそ、自分は我が子の大切な行事にはできる限り関わりたい――そう考え、今の働き方を選んでいます。頑張ってキャリアを築くことも、子どもとの時間を大切にすることも、自分で選べる点が、この仕事の魅力だといいます。

現在は、子どもの大切な行事をまず予定に入れ、そのうえで仕事のスケジュールを組み立てています。シャルレだからこそ実現できる柔軟な働き方ですが、仕事を始めた当初は、「仕事への責任を果たしながら、子どもとの時間も同じように大切にしてよいのだろうか」と、自分の選択に迷いを感じることもあったそうです。仕事か家庭かを選ぶのではなく、どちらにも向き合う働き方に、まだ確信を持ちきれずにいた時期でした。

「そのとき、仲間から『子どもとの関わりは今しかできないから、それでいいんだよ』と声をかけてもらったんです。」その言葉に背中を押されて以来、子どもの成長の節目を大切にしながら、仕事にも誠実に向き合う現在のスタイルが少しずつ形になっていきました。

そんな垣田さんには、子育てにおいて大切にしている考え方があります。
それは、「何事も無理だと決めつけず、挑戦する気持ちを大切にする」ことです。
「子どもたちが『無理』とあきらめかけているときには、『やってもいないのに無理だと思わなくていいよ』と伝えています。『無理だからやめておきなさい』と言ってしまったら、可能性を狭めてしまうかもしれません。やりたいと思ったことには、挑戦してみてほしいんです。」

しかし、垣田さん自身も、最初からそのように考えられていたわけではありませんでした。以前は、自分自身に対して「無理かもしれない」と制限をかけてしまうこともあったといいます。
母が倒れ、急きょ母の顧客を引き継ぐことになりました。管轄エリアの支店長からは、まず母の顧客へ挨拶回りをしてはどうかと助言を受けます。

当時、まだ現場でお客様と向き合う経験を重ねている途中だった垣田さんにとって、面識のない方のもとを一人で訪問することは大きな不安を伴うものでした。経験の少なさも重なり、初対面の顧客宅を訪ねることに強い戸惑いを感じ、「自分には無理だ」と思ってしまったといいます。

そのときふと、普段子どもたちに「やってもいないのに無理と言わないで」と伝えていた自分の言葉を思い出しました。「無理だ」と決めつけているのは、自分自身ではないか――そう気づいた瞬間、情けなさと同時に、「まずは自分が姿勢を見せなければ」と感じたそうです。

その経験をきっかけに、「無理」と決めつけず一歩踏み出すことを、自分自身にも大切にするようになりました。
娘さんが小学3年生のころ、「吹奏楽部に入りたい」と相談を受けたことがありました。学校の宿題や習い事もある中で、吹奏楽を続けるには体力も強い意志も必要です。

「一度、本当にやりたいのかを改めて確認したところ、『やる』と答えたんです。そこで『あなたが本当にやりたいなら、全力で応援するよ』と伝えました。小学校3年生は、まだ自分自身を十分にコントロールできる年齢ではないかもしれませんし、親として心配が先に立つ部分もありました。でも娘は今でも吹奏楽が大好きで続けています。あのとき、やりたいという気持ちを信じて応援してよかったと思っています。」

こうした「無理だと思わず、挑戦する」という考えは、いつの間にか子どもたちにも浸透していきました。
学校で、ほかの子どもたちが「無理」と言って躊躇していた新たな試みに対しても、娘さんは「一回、やってみればいいじゃん」と前向きな言葉をかけるようになったそうです。そして中学の卒業式には、感謝の手紙をくれたといいます。

中学卒業時に贈られた娘さんからのお手紙

「まずやってみる」の空気がある場所

「シャルレには、自分や仲間を信じて挑戦する人たちがたくさんいます。そのためか『できない』と決めつけずに、挑戦を後押しする空気があるんです。そういう方々と接していく中で『できないなんて、思わなくていい』と自然と思えるようになりました。」

仕事仲間との関わりの中で、変わっていった垣田さん。それが子育ての場面でも自然に出るようになり、それが子どもに伝わり、変化が生まれたようです。
また垣田さんは、「子どもに考えさせること」を大切にしていると語ります。親は子どものことが心配で、つい先回りをして答えを渡してしまいがちです。

「親が答えを出すのは簡単ですが、そこは我慢して見守る。いかに我慢できるかを、試されている気がします。そう考えられるようになったのも、この仕事をはじめたことで、さまざまな人と接する機会ができたからですね。」

ハイソックスからはじまった、シャルレとのつながり

垣田さんがシャルレを知ったのは、幼稚園の年長のときでした。母親がシャルレの特約店をはじめたためです。最初に触れたシャルレの商品は、15〜27cmまで履ける「のびーるハイソックス(HD024)」。

「幼稚園のころ、ディープレッドのハイソックスばかり履いていましたね。このハイソックスは履き心地がよく、フィットして、下がりにくいのです。」

当時のシャルレには子ども用の下着がなかったため、ハイソックス以外の下着デビューは、身体が少し大きくなってきた小学校5〜6年のとき。履き心地がよくて、それ以来、ずっとシャルレの下着を使っています。

のびーるハイソックス(同色2足組)

男女兼用で15〜27cmまでのサイズに対応

商品の詳細を見る商品画像

「シャルレをする前の母は、礼儀やしつけをとても大切にする、少し厳しめの人でした。子どもにしっかり向き合ってくれていたからこその厳しさだったのだと思います。でも母がシャルレを始めたことで、家庭だけに向けられていた意識の重心が少しずつ外にも広がり、家族との関わり方にも自然な変化が生まれていきました。以前よりも、どこかゆとりのある空気になったように感じています。」
当時は忙しそうに見えていた母の姿も、今振り返れば、自分で考え行動する力――垣田さん自身の自立につながっていたのではないかといいます。

子育てと家族、そしてシャルレ。すべてが私の生き方。

仕事に全力で向き合いながらも、垣田さんは「人生は仕事だけではないですよね。私にとって家族や子育ては、生き方そのものを支えるもう一つの大切な世界です」と語ります。授業参観や運動会などの行事への参加はもちろんですが、子どもとの時間を大切にする工夫を、「自然と」おこなっています。

そうした思いの延長にあったのが、少年野球の大会での出来事でした。子どもたちのために何かできないかと考え、お母さんたちに声をかけ、いっしょに手作りのお守りを作って渡したそうです。

「得意不得意はあったとしても、子どものために何かをしたいと思う気持ちは同じです。お母さんたちに声をかけて、いっしょにお守りを作りました。お母さん同士の交流も生まれています。」

子どもたちのために、お母さんたちと作ったお守り

もともと高校で家庭科を教えていた垣田さんにとって、手作りは特別なことではありません。「自分がやりたいからやる」という自然体のスタンスで、ご自身も楽しみながら子どものためにできることに向き合っています。その姿勢に共感した人が集まり、新たな交流が生まれていきました。

「以前、仕事仲間から『そんな子育てができているのは、自分の状況にあわせて働けるシャルレだからだよね』と言われました。たしかにそうだなと感じています。」

シャルレを通して、垣田さんはさまざまな人と出会い、自分と同じ価値観を持つ人が周りにいることを実感し、その人たちから学ぶことで、仕事と子育てを両立させる考え方に沿った行動を深めてきたと語ります。仕事と子育てはどちらかを選ぶものではなく、互いに支え合うものとして大切にしてきたことが、今の垣田さんの生き方につながっています。

学校行事にも、仕事にも向き合える働き方を。「うしろめたい」と感じない社会へ

世の中のお父さん、お母さんの中には、子どものために休暇を取りたいと思っても、「申し訳ない」「迷惑をかけるのでは」と後ろめたさを感じてしまう方がまだ多いように感じます。

垣田さんは、家庭も仕事も大切にし、どちらかに偏ることなく生きられる社会であってほしいと考えています。実際、子どもを優先することで、子どもにかける時間が増え、関わり方も変わりました。

「ただ『自由にできる=何でもしていい』わけではなく、必ず責任があります。それを忘れないように、お仕事をさせていただいています。」

こうした考え方こそが、垣田さんの今の働き方と子育ての土台になっており、シャルレを通じて、家庭も仕事も大切にできる社会をつくっていきたいという思いにつながっています。後編に続く。

プロフィール

有限会社シャルレ ミズ 垣田 沙恵子さん  

49歳(取材時)、熊本県熊本市在住
49歳(取材時)、熊本県熊本市在住
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