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初めての生理はいつ?年齢・サイン・必要アイテム・子どもへの接し方

初めての生理はいつ?年齢・サイン・必要アイテム・子どもへの接し方

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子どもの思春期が近づき、初めての生理はいつ来るのか、どう備えるべきか悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。

初経に落ち着いて対応するためには、初めての生理を迎えるのが何歳くらいなのかを知り、準備を整えておくことが大切です。

この記事では、初経の平均年齢や初めて生理が来るときのサイン、必要なアイテムなどについて解説します。また、初経を迎える子どもへの接し方も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
子どもの思春期が近づき、初めての生理はいつ来るのか、どう備えるべきか悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。

初経に落ち着いて対応するためには、初めての生理を迎えるのが何歳くらいなのかを知り、準備を整えておくことが大切です。

この記事では、初経の平均年齢や初めて生理が来るときのサイン、必要なアイテムなどについて解説します。また、初経を迎える子どもへの接し方も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

初めての生理を迎える前に|知っておきたい基本知識

初めての生理を迎える前に|知っておきたい基本知識

初めての生理を迎える前に、生理がなぜ起こるのか、体のなかでどのようなことが起きているのかを理解しておくことが大切です。

そもそもなぜ生理が来るの?

女性の体は、1ヵ月に1回卵巣から卵子を排出する「排卵」が起こります。排卵すると、妊娠に備えて子宮内膜が厚くなり、受精卵を受け止める環境が整うのです。

しかし、妊娠が成立しなかった場合、不要となった子宮内膜が血液とともに体外に排出されます。これが「生理」です。

この生理のサイクルは、ほぼ一定の周期で繰り返されます。個人差はありますが、生理中はホルモンの変化により、腹痛や疲労感、気分の落ち込みなどの症状が出ることもあります。

初めての生理と「初潮」「初経」の違い

「生理」や「月経」は、不要となった子宮内膜が血液と一緒に体外へ排出されることを指します。「生理」は一般的な呼び方で、「月経」は医学的に使われる表現です。

また、「初潮」や「初経」は、初めての生理を意味します。つまり、どちらを使っても間違いではありませんが、近年は、「初経」のほうが一般的です。

初めて生理が来る平均年齢・体の成長の目安

一般的に初めての生理(初経)は10~15歳頃、小学校の高学年から中学生の間に迎えることが多いとされています。

体の成長の目安としては、身長152cm前後、体重40kgくらいが一つの基準です。ただし、これはあくまで目安であり、成長や生理のタイミングには個人差があります。

そのため、年齢や体格がこの目安に達していても、初経が来ていない人もいるでしょう。過剰に心配する必要はありませんが、なかには、ホルモンバランスの乱れやストレス、先天的な異常などが起こる可能性もあります。

高校生になっても生理が始まらない場合は、一度医療機関を受診してみましょう。

初めて生理が来るときのサイン(前兆)

初めて生理が来るときのサイン(前兆)

初めての生理の前には、体にさまざまな変化が現れます。ここでは、生理前の代表的なサインである「胸のハリ」と「おりもの」について解説します。

胸のハリ

初めての生理が近づくと、胸のハリやしこりができる感覚や痛みが生じるといった体験をするかもしれません。これは、排卵後に分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)が影響しているためです。

プロゲステロンは受精卵が着床しやすい環境を整えますが、同時に、乳腺にも作用して胸のハリや痛みを引き起こすことがあります。これらの変化は生理の前兆としてよく見られるサインの一つです。

おりもの

初経が近づくと、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が始まり、おりものが出るようになります。通常、おりものの分泌が始まってから、数ヵ月から1年ほどで初経を迎えます。

ただし、おりものの分泌から初経までの期間は定義されていません。個人差があるため、あまり神経質になる必要はないでしょう。

また、生理が始まると、排卵のタイミングに合わせておりものの量が増えることもあります。毎日の下着の変化に気をつけていると、生理が近づいているサインに気づきやすくなるかもしれません。

初めての生理に備えて用意しておくべきアイテム4選

初めての生理がきても慌てないように、以下の4つのアイテムを事前に準備しておくと安心です。

  • 生理用ナプキン
  • 携帯ポーチ
  • 生理日を記録できるカレンダーやアプリ
  • サニタリーショーツ

ここでは、生理のときに役立つアイテムを詳しく紹介します。

生理用ナプキン

生理用ナプキンは、経血を吸収するために下着に装着するアイテムです。基本的に「昼用」と「夜用」があり、量や時間帯によって使い分けます。

昼用は短くて薄く、吸収量は少なめですが動きやすいのが特徴です。一方、夜用は長めで厚くできています。寝ている間の経血にも対応できるよう、吸収量が多いのも特徴です。

ナプキンの種類はたくさんありますが、初めての生理では、まず昼用と夜用の2タイプを用意しておけば安心です。

携帯ポーチ

ナプキンやおりものシートなどを持ち歩くためのポーチも準備しておきましょう。1日分のナプキンが入れられるよう、昼用のナプキン5枚程度が入る大きさのポーチがおすすめです。

また、トイレに持ち込むことを考えると、防水性のある素材を意識して選ぶと汚れにくく使いやすいでしょう。デザインは、さりげなく持ち歩けるシンプルなものなら学校や外出先でも目立ちません。

生理日を記録できるカレンダーやアプリ

生理が始まったら、開始日と終了日を記録する習慣をつけましょう。手帳や壁かけカレンダーにシールを貼ったり、特定の記号で印をつけたりする方法のほか、生理日管理アプリを使うのも便利です。

周期を記録することで自分の体のリズムがわかるようになり、旅行や学校行事の予定を立てるときにも役立ちます。

また、生理日を記録しておけば、不調があったときに医療機関で説明がしやすくなります。

サニタリーショーツ

サニタリーショーツは、生理期間中に快適に過ごすための生理用ショーツです。防水布が内側についているほか、経血の漏れを防ぐ設計になっています。

ナプキンとサニタリーショーツを一緒に使うことで、より安心して過ごせます。汚れてもすぐに替えられるように、3~4枚を用意しておきましょう。

サニタリーショーツとは?

前述のとおり、サニタリーショーツは生理期間を快適に過ごすために設計された、機能性に優れた生理用ショーツのことです。普段のショーツとは異なり、ストレッチ性が高く体にフィットする形状で経血漏れを防ぎます。

また、マチ部分は付着した経血を洗い落としやすい防水布を使用しているので、お手入れが簡単です。防水布が後ろのウエストまで広がるタイプは、多い日や夜の経血漏れを心配せず快適に過ごせます。

ほかには、羽根つきナプキンに対応したマチ部分が2重構造のデザインもあります。ナプキンの羽根をショーツの内側にしまえるのでナプキンがズレにくくなり、羽根で肌が傷ついたりかぶれたりするのも防げます。

サニタリーショーツは形状やデザインも豊富です。ボクサータイプ・ハイウエストタイプ・ヒップハングタイプ・ポケットつき・夜用など、自身のライフスタイルや好みに合わせて選べます。

このように、生理の日にサニタリーショーツを取り入れることで、生理中の不快感や不安を減らして快適に過ごすことができます。

※サニタリーショーツはさまざまなタイプが流通しています。こちらで紹介した機能や特長は、アイテムごとに異なるため、自身に合ったものを選びましょう。

サニタリーショーツを選ぶ際のポイント3選

サニタリーショーツを選ぶ際のポイント3選

サニタリーショーツを選ぶ際は、どのようなことを意識して選べばよいのでしょうか。ここでは、サニタリーショーツを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

サイズ

サニタリーショーツを選ぶ際は、自分に合ったジャストサイズを選ぶことが大切です。サイズが大きすぎるとナプキンがズレやすくなり、フィット感が失われて経血漏れにつながる恐れがあります。

一方で、小さすぎるとショーツが食い込んだり、擦れて肌トラブルになったりすることがあります。サイズを測る際は、足を閉じ、正しい姿勢でウエストとヒップを計測するのがポイントです。

素材

サニタリーショーツには、サニタリーショーツとしての機能性に優れた素材を使用したものがあります。例えば、着用時の吸汗・吸湿性、マチ部の防水性やにおいに関する加工などに優れており、快適なはき心地が魅力です。

肌が敏感な方や化学繊維によるムレやかぶれに悩んでいる方には、綿や絹といった低刺激の素材が適しています。特に、生理中は肌がデリケートになるため、素材選びは慎重に行ないましょう。

パターン

サニタリーショーツを選ぶ際は、自分の体型や履き心地に合ったものを選ぶことで、生理期間中の安心感や快適さをより高めることができます。

ひとくちにサニタリーショーツといっても、種類はさまざまです。サイズが合っていたとしても、股上の深さやヒップかぶり、マチの広さなどによってフィット感が異なることもあります。

そのため、自分にはどのようなパターン(形やデザインの違い)が合っているのかという点を意識することで、理想のアイテムを見つけやすくなるでしょう。

初めて生理を迎える子どもとの接し方

思春期を迎える子どもがいるご家庭では、初経についてどう伝えるか悩んでいる方も多いかもしれません。生理は突然始まることもあるため、小学校3~4年生頃から前もって話しておくのが理想です。

例えば、生理前には胸がふくらんだり、おりものが出たりといった体に現れる変化についてあらかじめ伝えておくと、子どもが不安にならずに済むでしょう。

生理前の変化や生理について事前に話しておくことで、実際に生理が始まったときに保護者へ報告しやすくなる可能性もあります。

また、生理用品の使い方、特にナプキンの交換方法については丁寧に教えておきましょう。そうすれば、学校などの保護者がそばにいない場所で生理が始まっても、慌てずに対処できます。

そして、生理が来ることは、「大人に近づいている成長の証」です。決して恥ずかしいことではなく、前向きな出来事であると伝えましょう。子どもはホルモンバランスの影響で精神的に不安定になることもあるため、寄り添い、安心できる環境を整えてあげることが大切です。

初めての生理に備える「シャルレ」のサニタリーショーツ

初めての生理には、機能性と快適さを兼ね備えたサニタリーショーツがおすすめです。シャルレでは、生理の日でも普段と変わらない日常を過ごしてもらえるように、機能性の高いサニタリーショーツをご用意しております。

生理用ショーツ(ポケットつき)

生理用ショーツ(ポケットつき)

商品の詳細を見る商品画像

「シャルレ」のポケットつき生理用ショーツは、ナプキンをお腹側の内側にこっそり収納できる便利な設計が特長です。生理が始まったばかりでトイレにナプキンを持っていくのが恥ずかしい、という年代の方にもおすすめの機能です。

また、マチ部の耐久性のある防水布は制菌加工でにおいが発生しにくくなっています。汚れも落ちやすくなっており、安心感と快適さを両立しています。

シンプルで使いやすいデザインなので愛用者が多く、親から娘にすすめられ親子孫3世代で使用されているような、シャルレを代表するサニタリーショーツです。

生理用ショーツ(夜用)

生理用ショーツ(夜用)

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夜用のシャルレ生理用ショーツは、防水布が後ろまでしっかりカバーする設計が魅力です。羽根つきナプキンが装着しやすい2重マチ構造なので、寝返りによるナプキンのズレや経血の漏れが起きにくく、朝まで快適に過ごせます。

足口は、ストレッチラッセルレースでソフトな肌触り。夜や量が多い日にしっかりガードしてくれる心強い味方です。

生理用ショーツ(ヒップハングタイプ)

生理用ショーツ(ヒップハングタイプ)

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シャルレのヒップハングタイプの生理用ショーツは、はき込み丈が浅めでアウターを選ばずはけます。通常のショーツに近いデザインながら、サニタリー機能が備わっています。

安定感のあるはき心地で動きやすく、足口はストレッチレースでアウターにひびきにくいデザインが特長。生理の軽い日や終わりかけの日にも使いやすく、おしゃれと快適さを両立したい方におすすめの一枚です。

シャルレのウェブストア

親子で初めての生理に備えましょう

初経を迎える時期は、体の変化があったり精神的に不安定になったりします。いつ初経を迎えても落ち着いて対応できるように、事前に子どもと話し合っておきましょう。

また、初めての生理には、生理用ナプキンやサニタリーショーツなどさまざまなアイテムを用意して備えておくと安心です。家庭でも持ち物チェックを一緒に行ない、学校のロッカーや通学バッグに常備できるようにサポートしてあげましょう。

プロフィール

シャルレ編集部

美容・健康・ライフスタイルに関する最新情報をITSUMOTTO(いつもっと)でお届けするため、日々さまざまなコンテンツを制作しています。すべての女性が自分らしく輝けるよう、多角的な視点から価値ある情報を発信し、皆さまの人生に寄り添い、毎日の暮らしをより豊かにするために取り組んでいます。
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