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未来は、やさしくて、美しい。 5年の月日をかけた商品開発― 『シャルレミライ』が生まれるまで ―【ブラジャー編】

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発売から3年。はみ肉を軽減させる美しいシルエットとラクな着用感を実現させた“シャルレミライ”。基礎研究から企画完了まで約5年の月日をかけて誕生しました。
開発の背景には、「しっかり補整したい」「自然に程よく整えたい」など、補整に対するニーズが多様化してきた時代の変化がありました。そこで、背中・脇・お腹の“はみ肉”に注目し「ラクな着用感なのに、すっきり見える」を実現するために、徹底的に研究しました。
「女性の“今”の想いにシャルレらしく寄り添う商品とは――」「多様化する女性のニーズに、当社らしく寄り添う商品とは――」
ブラジャー編では、その問いから生まれたシャルレミライシリーズのブラジャー開発物語を紐解きます。
発売から3年。はみ肉を軽減させる美しいシルエットとラクな着用感を実現させた“シャルレミライ”。基礎研究から企画完了まで約5年の月日をかけて誕生しました。
開発の背景には、「しっかり補整したい」「自然に程よく整えたい」など、補整に対するニーズが多様化してきた時代の変化がありました。そこで、背中・脇・お腹の“はみ肉”に注目し「ラクな着用感なのに、すっきり見える」を実現するために、徹底的に研究しました。
「女性の“今”の想いにシャルレらしく寄り添う商品とは――」「多様化する女性のニーズに、当社らしく寄り添う商品とは――」
ブラジャー編では、その問いから生まれたシャルレミライシリーズのブラジャー開発物語を紐解きます。

ブラジャー作りの前に。原点は0から見直した“基礎研究”

「しっかり補整したい」「自然に整えたい」など、女性の補整に対するニーズは、年々多様化しています。30代~60代の女性、1,000名への調査では、「バスト位置を上げたい」という声と同程度に、脇や背中の“はみ肉”をすっきり見せたいという悩みも多いことが分かりました。
そこでシャルレは、“ラクな着け心地なのに、すっきり見えるブラジャー”を目指して開発をスタートしました。

シャルレが開発にあたって取り組んだことは「ブラジャーを作ること」ではありませんでした。まずは、はみ肉がなぜ生まれるのか、「皮膚の動き」と下着の関係を知ること。いわば“基礎研究”からのスタートです。
研究では、日常のあらゆる動作で皮膚がどのように伸びているのかを解析しました。掃除機をかける、洗濯物を干す、物を取るために腕を伸ばす――。モニターの身体の皮膚表面に無数の点を描き(皮膚マーカー)、ヌード時に皮膚表面に描いた点の位置の変化を計測。ブラジャー着用時にどの程度その動きに追随しているかについても調べ、比較しました。

すると、何気ない日常動作における皮膚の動きは、想像以上に大きく変化しているにもかかわらず、ブラジャーがその動きに十分に寄り添っていないことがわかりました。

「特徴的だったのが、腕を上げたときの動きです。腕を上げるとバストサイドから脇にかけての皮膚は大きく伸びます。しかし、ブラジャーはその動きに十分についていけず、身体と下着の間に“ズレ”が生じていたのです。このズレこそが、“はみ肉”が生まれる原因のひとつでした」と開発担当の本城さん(以下、本城さん)。
ここまでの基礎研究だけで、研究機関と打合せ・計測・解析を繰り返し、なんと約1年
さらに生地の開発には時間がかかることが予想されましたが、「本当に意味のあるものをつくりたい」という強い思いがありました。

▲当時を振り返る本城さん

補整力がありつつも、皮膚のように柔らかく伸縮性がある素材の追求

基礎研究の結果を基に、ようやく試作をスタートします。シャルレミライの一番の課題は、腕を上げたときにバストサイドから脇にかけて大きく伸びる「皮膚の動き」にブラジャーをどうフィットさせるかという点でした。

本城さんは、「基礎研究の結果、皮膚の伸びは想像以上に大きいことがわかりました。もちろん、従来品でも動きへの追従性は考慮されていましたが、従来以上に皮膚の動きにしなやかに追従しながら、補整力も兼ね備えている――。そんな相反する機能を両立するために、素材そのものの開発にも踏み込む必要がありました」と、語ります。
そこで、従来よりも縦方向にも十分に伸びる生地の開発に着手。

「皮膚と同じ程度に伸びる生地を探して、最初のサンプルを作りました。とにかくはじめは、伸度を優先しました。しかし、伸びたら戻らなかったり、指を入れた時に破れてしまったり…。“ソフトでよく伸びる生地”と“補整”という相反する機能の両立に苦労しました」と本城さん。

生地がある程度決まると次は、“耐久性”の検査を実施。生地を人工の汗・皮脂に浸し、塩素洗濯、通常洗濯して照射後に、2,000回引っ張るというサイクルを繰り返し、ポリウレタンがすぐにダメになってしまわないか、機能性を維持できているかなどについて確認します。さらに、変色の有無などを確認する堅牢度試験も実施し、品質を総合的に評価しています。

▲堅牢度の試験結果


「開発で特に重視したのが、生地の強度や伸縮性を確認する“破裂試験”でした。丈夫で補整力を高めるには太い糸が適していますが、ラクな着け心地や柔らかさを実現するには、細く伸びやすいポリウレタンやナイロン糸が必要になります。しかし、補整力と柔らかさとのバランスが難しく、協力会社と何度も試作を重ねながら、糸の種類や太さ、組み合わせを細かく検証しました。『今回のコンセプトはラクな着用感だから、この糸を試してみよう』とか、『この細さは、やっぱりだめでしたね』と試行錯誤の連続でした」と本城さんは振り返ります。

さらに、肌触りにも考慮し、肌側には綿混素材を採用。
最終的に、太さの異なるポリウレタン2本とナイロン2本を組み合わせ、表側はナイロン主体、肌側は綿混素材で、独自組織の生地設計にたどり着きました。
こうした分析と改善を繰り返した結果、目指す補整力とラクな着け心地を両立することに成功しました。

▲当時の資料

モニターによるフィッティングでは、着け心地やシルエット、動きへの追従性まで、多角的に検証しながら試作を重ねました。「社内モニターでフィッティングを実施しているので、その結果を毎回資料にまとめ、改善されていた点、課題が残る点を細かく協力会社へ共有していました。課題を一つひとつクリアするために、綿密な打ち合わせを重ね、ベースが完成したときには“やっと前にすすめる”と感じました。」と振り返ります。

腕を90度や180度に上げた際の、“はみ肉”が何cmブラから動き、どこまで戻ったかを確認し、動作ごとの写真撮影による、シルエット検証も実施。

こうして2年半(基礎研究1年、ブラジャーサンプル完成1年半)かけて、ブラジャーの基礎サンプルが完成しました。しかし、息つく暇もなく、次なる壁が開発チームの前に立ちはだかりました。

43サイズ、同じ心地よさを届けるために

ベースとなる基礎サンプルのC75サイズが完成すると、ここから各サイズへ設計を展開していく「サイズグレーディング」に進みます。サイズグレーディングとは、基準サイズをもとに各サイズへ寸法を展開する設計技術です。例えばC75を基準に設計した場合、E75で不具合が出れば、そのサイズだけでなく基準サイズから見直すことになり、緻密で丁寧な調整が行われています。サイズを少しずつ広げながらフィッティングを確認し、不具合を見つけては修正を繰り返します。

▲ブラジャー全サイズのパーツ
▲ブラジャーC70サイズのパーツ


C75以下のサイズ展開は比較的スムーズにいったものの、大きいサイズでは予想外の壁にぶつかります。

「E80くらいのサイズになると、想定していたよりも生地のパワーが足りず、カップサイドにふくらみが出てしまい、バストを十分に支えきれないことがわかったのです。そこで再度基準となるC75サイズに戻り、生地を一から見直すことになりました。生地が変わると設計、設計から見直す必要があるので、『また最初からか…』となりました」と当時を振り返る本城さん。妥協のない開発の日々が続きました。

企画完了までのこの5年で、パターン修正86回、サンプル数は247枚。
長期間の試着モニター用サンプルを含めると367枚にもなったといいます。

今までにない未来をつくる「シャルレミライ」

モニター社員、開発チーム、協力会社がただならぬ熱意をつぎ込んだ新しい時代のブラジャーは、“皮膚の伸びに追従する下着”という独自性で特許を取得しました。
「C75の完成時に特許を出願し、ブラジャー企画が完了する頃には特許が認められたと記憶しています。その知らせが届いたときは、協力会社の担当者や社員モニターたちとともに、お互いを労い合いました」

ここまでくると、あとは特許を取得した“皮膚の伸びに追従する下着”という同コンセプトでガードルを開発し、セット販売を大々的にリリースする―。そんなイメージの中、同じ生地を使いガードルの開発設計を進めると、意外な盲点が開発チームを悩ませることとなりました―――。

続きは、後編で。

今回は、“快適フィット時代の新しい補整力”を追求した シャルレミライ ブラジャー開発の舞台裏をご紹介しました。
後編では、同じコンセプトから生まれた「スラリフト」の開発ストーリーと、
数々の壁を乗り越えながら “シャルレミライ”が完成するまでの歩みをお届けします。

シャルレミライ

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プロフィール

シャルレ編集部

美容・健康・ライフスタイルに関する最新情報をITSUMOTTO(いつもっと)でお届けするため、日々さまざまなコンテンツを制作しています。すべての女性が自分らしく輝けるよう、多角的な視点から価値ある情報を発信し、皆さまの人生に寄り添い、毎日の暮らしをより豊かにするために取り組んでいます。
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