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きっかけは旧友の変身した姿
シャルレの仕事に興味を持ったのは、麗子さんが27歳のときです。専業主婦だった麗子さんは、2歳10か月の長女、1歳になったばかりの長男を抱え、慌ただしい毎日を送っていました。
「ある日、2歳の長女がテレビでレニングラードバレエ団の『くるみ割り人形』を見ていたときのことです。目を輝かせながら『みきちゃん、これしたい!』と言ったんです。その純粋な想いを大切にしたい、そして必ず叶えてほしいと思いました。同時に、そんな娘の姿を見て、私自身も『このまま夢や目標のない自分ではいけない』と感じたんです。純粋に夢を追いかける子どもの前で、私も自立した素敵な女性でありたい。そう強く思うようになりました。」
そんなときに、近所のスーパーで高校の同級生と再会します。シャルレの特約店として働いていた同級生は、とてもきれいになっていました。それは、外見だけではなく、自分の目標をしっかりと持ち、それに向かってまい進しているからこそ醸し出されるもので、いきいきとしていて、とても魅力的に感じました。
「シャルレの仕事について詳しく教えてもらえる機会があり、そのときにスポンサー代理店の有限会社カルラの髙橋明美社長と出会いました。明美社長は、相手を尊重し、良さを引き出してくれながらも、しっかりと自分を持っている自立した女性でした。明美社長のようになりたいと強く思ったんです。」

娘が語った夢や、その姿を通して感じた「自立した素敵な女性になりたい」という想いにも背中を押され、シャルレビジネスへのチャレンジを決意しました。
ショートカットにして挑んだ代理店試験
麗子さんは、27歳でシャルレの特約店になったのち、2年半後に代理店に昇格しました。
「途中、私には代理店は無理かもしれないと思うこともありました。
しかし、東京セミナーでカルラ社長が代理店の方々を紹介してくださり、さまざまな考え方やスタンスで代理店経営をされている姿を知りました。『代理店には一つの正解があるわけではなく、自分自身のカラーで自分らしく取り組めばよいのだ』と気づかされました。そこからは、代理店になることへの迷いはなくなりました。」
代理店になる直前、麗子さんは挑戦する決心をするため、当時流行っていた聖子ちゃんカットを改め、心機一転。ショートカットにして挑みました。
「でも、ショートカットにして保育園へ迎えに行ったときは、長男に号泣されました(笑)。それまでずっとロングヘアだったので、よほど驚いたのでしょうね。
実はその14年後。長男の大学受験の時に、ふとその話になったんです。私がショートカットにしたのは、新しい一歩を踏み出すための決意の表れだったことを知り、息子なりに感じるものがあったのかもしれません。その後、自らの意思で思い切って志望校を決めました。
「そんな長男も結婚し、今ではお嫁さんが事務スタッフとして私の仕事を支えてくれています。実は以前から、いつか長男のお嫁さんになってくれる方と一緒に仕事ができたらいいなと思っていました。その願いが現実となった今、とても幸せに感じています。一緒に働いてくれるお嫁さんに感謝です。」

子どもたちの希望、シャルレがあったから支えられた
「娘はバレエ、私はシャルレと、向かう先は違いますが、ずっと私たちは『今後、こんな自分になっていたい』と夢を語りながら、互いに成長してきました。」
娘さんは、東京にある大学で舞踊学を学んだ後、国内外でフリーのダンサーとして活動し、さらにイギリスの Laban Centre で研鑽を積みました。帰国後は東京を拠点に活動し、Yokohama Dance Collection をはじめとする国内外のコンペティションで受賞を重ねるなど、ダンサー・振付家として国内外で高い評価を受けました。
「娘がイギリス、息子が東京で一人暮らしをしていたので、私はシャルレの仕事で得た収入を、2人の生活の支えにしていました(夫は学費担当)。2人とも頑張っている姿を見ていると、『私も頑張らなくては』という気持ちになれましたね。
シャルレの仕事は、自分の好きな時間に好きな場所で働けるうえ、頑張った分だけ、自分に返ってきます。だからこそお金の心配をせずに、純粋に遠く離れた2人の子どもたちを応援し、あたたかい気持ちでサポートできたのでしょう。

(撮影:フォトグラファーNOD 野田啓)
子育てにも生きた「利他の心(相手中心)、プラス思考」
子育てと仕事の両立で、忙しい毎日を過ごしていた麗子さん。しかし、人に愚痴を言うことはありませんでした。
「できない理由を探したりするのではなく、『どうしたらできるか』しか考えてきませんでした。」
それは、株式会社シャルレから、大切な考え方として教わり続けている、「利他の心(相手中心)」と「プラス思考」を心から大切にしているためです。その考え方は、仕事だけでなく子育てにも活かされているといいます。
「息子が大学受験のときに『なんでお母さんは、勉強しなさいと言わないの?』と聞かれたことがありました。自分でもよくわからず考えてみたところ『私はあなたを信じているから。やろうと思ったらやるだろうし、大事だと思ったら、それを大事にする。あなたなら、そうできると信じているからだよ。』と伝えたことがありました。実際に、息子は私が『勉強しなさい。』と言わなくても、自分で考えたタイミングで勉強し、希望の大学に進学。自分の力で人生を切り拓いてくれました。」
しかし、多くの親はつい「宿題は、終わったの?」「勉強は?」と言ってしまいがちです。
「お母さんの言葉ではなく、その子の頭と心から生まれた気持ちでないと、やらないんですよね。むしろ、お母さんの言う通りに動く子どもになったら、それはそれで心配になります。」
たしかに、何でも親の言う通りに行動していては、自立心も養えないでしょう。長い目で見ると「利他の心(相手中心)」の接し方とは、いえません。
「何か壁にぶつかったときは、必ず『今、利他の心(相手中心)で考えられているか?』『プラス思考』になっているか? と、立ち止まって確認するようにしています。大抵、思い通りにいかないときは、どれかが欠けているんです。自己中心的になっていたから、悪い状況になったんだなという気づきがあるんです。」
シャルレで働くことで学んだ「利他の心(相手中心)」「プラス思考」を、常に大切にし、困難な状況になったらそれを思い出し、反省点を見つけ、さらに前進していく。そうやって成長し続ける麗子さんは、子どもにとっても自慢の母親のようです。
離れて暮らす美希さんから、毎年誕生日などに手紙が届きます。麗子さんの宝物です。
「後ろ姿を見ていてくれていたんだなと、感じますね。」
そう微笑む麗子さんの表情は、とても幸せそうです。

最初からできたわけではなく、日々鍛錬してきた
「利他の心(相手中心)」「プラス思考」は、自然と身についたわけではありません。時には、うまくいかず、悩んだこともありました。「以前、壁に当たっている特約店の力になりたいけれど、うまくいかないと感じたことがありました。私は、しっかりと相手の話を聞いているつもりでしたが、まだ『聞くこと』が足りていなかったのです。」
そこで本屋さんで「聞く」ことに関する書籍をまとめて購入。とにかく、あらゆる知識をインプットし、学びを深めました。そのうえでシャルレの勉強会や、いろいろな方とのお話のなかで実践していく。その繰り返しで、身についていったそうです。
最近、勉強になった本は『組織と人を動かす科学的に正しいホメ方 ポジティブ・フィードバックの技術』(WAVE出版)。褒め方によって、人の成長は変わります。本を通じて「人をじっくり見ないとだめだな」と、改めて感じたそうです。
日々勉強を重ね、成長し続ける麗子さん。そのため、多くの人から相談を受けます。「麗子さんと話したら、気持ちが楽になった。」と言ってくださる方もいるそうです。

後半では、シャンデリアのあるホテルのような事務所を作った理由や、大切にしている思いについてお伝えします。
有限会社鳳麗 宝栄 麗子さん
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